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INTERVIEW

本当に大切にしたいことに出会える@株式会社フジテレコムズ

今回は、株式会社フジテレコムズの坂元様と山嵜様にお話を伺いました。1989年に設立して以来、現在では関西で14店舗を展開しており、携帯ショップ運営事業のみならず幅広く事業を展開しています。

 

貴社の企業理念についてお聞かせください

坂元様:
誠実・信頼・貢献・挑戦・遵法です。

──こちらの5つの行動基準を持ち、お客様の立場で時代にマッチした商品とサービスを提供することによって喜びと感動をもたらし、高い信頼が得られる企業づくりを目指すとありますね。

坂元様:
弊社だけではなく、お客様と共に豊かな社会の発展に寄与していきたいと考えています。

 

貴社の事業内容についてお聞かせください

坂元様:
携帯ショップの運営や法人のお客様向けのソリューションサービス、その他にも独自開発したアプリの販売等も行っています。

──色々な事業を展開されていらっしゃいますよね。どのようなアプリ開発をされているのですか?

坂元様:
携帯ショップの総合プロモーションサービスが出来るアプリCOMPASSを独自開発しました。この「COMPASS」は、既存顧客の囲い込み、アプリへのメッセージ配信によるプロモーションや業務効率化、更には、会員様をより価値のある顧客へと育む事を目的としたサポートツールです。

──このアプリは自動車業界の企業でも使えるものなんですね。

坂元様:
はい。元々は携帯ショップ向けに独自開発したアプリだったのですが、自動車やバイクなどを扱う企業様からの相談を受け、自動車業界向けにカスタマイズしました。これは開発からメンテナンスまで自社で一貫して行っている弊社ならではの強みだと思います。今後も更に色々な業界にも広げていきたいと考えています。

──それぞれの店舗で、来店したお客様に会員登録してもらうアプリでしょうか?

坂元様:
そうですね。いつかは誰もが知るアプリとなって欲しいですね。

 

社員の皆様が新入社員の頃に感じられたやりがいについてお聞かせください。

山嵜様:
ショップの業務には色々あるのですが、私が入社後に初めてやりがいを感じたことは、自分が提案した商材をお客様に使っていただいた時です。自分が考えた提案でお客様に満足いただけたことが一番嬉しかったです。

──具体的なエピソードはありますか?

山嵜様:
私が覚えているのが、入社してから一番最初に提案できた商材が、セキュリティ対策ソフトで、これを提案しようという目標・計画を先輩と一緒に立てました。それからしばらくして、操作案内で来店されたお客様にセキュリティ対策ソフトを提案してみたところ、「じゃあ使ってみようかな」と契約していただき「ありがとう」と言ってお帰りになりました。先輩からも「よくやったやん!」「すごいやん!」とお褒めいただきました。これが私の嬉しかったこのエピソードです。

──先輩の雰囲気から風通しの良い社風に感じます。

山嵜様:
そうですね。嬉しい時は一緒に喜んでくれたり、困ったときは助けてくれたりと風通しの良い会社だと思います

貴社の社風や、社内イベントについてお聞かせください。

山嵜様:
イベントとしては、年に一度社員総会が二部制で開催しています。最近はコロナの影響で中止となりましたが、全社員を一つの会場に集めて、一部では色々な項目で表彰式があったり、二部では他の部署と交流しながら食事やゲームを楽しみます。その他にも社員旅行等もあります。

 

実際に働いている方はどのような方が多いですか?

山嵜様:
人それぞれ個性はありますが、一貫して言えることは温かい人が多いことですね。裏表のない人が多い印象があります

 

新入社員の方にどのように育ってほしいかなど、何か将来像はありますか?

坂元様:
店舗に配属された場合は、店長になってさらに違うステージで活躍できるようになる。そしてどこに配属されても人から慕われるような人になって欲しいと思っています。また、社員がやりがいを手にして「ここで働いて良かった」と思ってもらえるようにしたいです。
より良い人間関係の構築をサポートしつつ、多くの成功体験を積ませてあげることが私のやりがいであり仕事です。共に成長を喜び合えるような人になって欲しい思っています。

──坂元様ご自身も新たなやりがいを手にされているので、他の方々にもやりがいを手にしていただきたいということですね。

坂元様:
そうですね。

 

社員の方に「ここで働いて良かった」と思ってもらえるための取り組みなどはありますか?

坂元様:
自主性をもって仕事をしてもらうべく、何でも意見が言えるように、エルダー制度や定期的な食事会等コミュニケーションを非常に大切にしています

──いただいた資料の記事にも、「最近は新人社員の方も意見を言ってくれるようになった」とありますね。

坂元様:
そうですね。できる限り話しやすい雰囲気が出来るように工夫をしています。例えるなら家族のような関係ですね。エルダーは良きお姉さんやお兄さんみたいな感じで、店長はお父さんやお母さんみたいな感じです。
良いことは素直に褒めて、駄目なことはいい加減にせずキッチリ叱る、これらも普段から話しやすい雰囲気が無いと出来ないですね。

 

新入社員の方はどちらへ配属されることが多いですか?

坂元様:
今後の状況により変わっていくかもしれませんが、これまでの場合は、docomoショップauショップ等の、店舗に配属されることが多かったです。

 

店長になるまでどれくらいの年数がかかることが多いですか?

坂元様:
よく聞かれる質問ですね。一般の会社なら何年目で店長で・・というキャリアプランが敷かれてたりしますが、弊社ではその人のスキルや成長具合、事業拡大等のタイミングで店長へ昇格させています過去には3年目で店長になった人もいます。

 

報酬以外にもどのようなやりがいがあると思いますか?

山嵜様:
docomoやauにはそれぞれ専門の資格認定制度があり、その資格認定に合格することで自信を持てたり、上司や先輩や仲間からねぎらいの言葉をいただいたりしますね。実際私から見ても難しい資格を持っている人を見ると「すごい人なんだろうな」と感じます。それも一つのやりがいになるのではないかと思います。(フロントスペシャリスト等)

またこの資格制度は、難易度が上がるにつれて手当も増えるため、上位資格を目指すモチベーションにもなります。

──お金に繋がるのみでなく、資格取得が自信になるのは大きな魅力ですよね。

 

どのような人材に入社してほしいですか?

坂元様:
弊社では学歴や成績ではなく、人柄重視の選考を行っているため、素直で真摯で失敗を次に活かせる人に入社して欲しいと思っています。

──「失敗を次に活かせる人」について詳しく教えてください。

坂元様:
たとえば、サッカー部ならば「試合に勝つ」などの目標がありますよね。勝つために練習メニューを考えたり、必勝パターンを作ったりします。でも実際の試合では思い通りにならないことが出てきます。その時に「当たり負けないようにウエイトトレーニング増やそう」とか「このパターンではなく違うパターンで責めたら点数が取れるんじゃないかな」と考えることにワクワクする要素があると思うんです。これを試合だけでなく普段の練習からも継続して行っている人には、結果がついてくると思います。

──社内での雰囲気はいかがですか?

坂元様:
明るく元気な人が多く、雰囲気は非常に良いと感じています。また、頑張ったことに対して認め合う文化があり、褒めてもらう機会は多いと思います。
店舗ではインカムをつけて業務報告などを行うのですが、「〇〇を契約して頂きました」と報告すると、みんながインカム越しに「おめでとう!」と声をかけてくれます。
また、チームを組んで業務にあたるときは、チーム内での貢献度に応じてお互い褒め合ったり、会社から評価されたりすると、自然とモチベーションも上がっているように感じます

──褒める文化の根付いている企業さんはあまりないので、とても素敵な心がけに思います。

坂元様:
その他にも電話会社が実施しているお客様アンケートがあるのですが、そのアンケートでお客様から感謝の言葉を頂き、特に素晴らしいと思われるスタッフに対して、社長自ら現場へ赴き、表彰するという制度があります。

──わざわざ社長が店舗にいらっしゃるということでしょうか?

坂元様:
はい。どんなに遠くてもどんなに早くても、社長自ら店舗に足を運び、全員が揃う朝礼時にみんなの前で表彰することで、賞賛されたスタッフはモチベーションUPになっています!

──ワクワク感を維持するために、店舗の店長の方が施策を打ったりするのでしょうか?

坂元様:
施策については、スーパーバイザーなどが決めることもありますが、店舗の立地や地域性などもあり基本的には店長にお任せしています。店長も一人で決めるのではなく、
スタッフと共に相談をして決めることも多いので、自分のアイディアが採用されるとワクワクしますよね。
また店舗でイベントなどを行う際に、他店にヘルプに行ったりして、違う店舗のスタッフとの交流する機会もあるので、いい刺激になります。

 

働く人が温かい印象を強く感じたのですが、その他の貴社の魅力をお聞かせください。

坂元様:
スタッフ全員家族のような存在であるというのが魅力の一つだと思います。その人に少しでも早く慣れ親しんでもらうためにエルダー(メンター)制度があることも魅力ではないでしょうか。
エルダーは良きお兄さん・良きお姉さんという位置づけですので、 早い人だと、入社1~2年のスタッフもいれば、メンバー構成的に副店長が担当する場合もあります。制度としては1年間です。

特に密なのは最初の3ヶ月間です。その3ヶ月間で、周りのスタッフに馴染ませてあげるというのが主な役割となります。しばらくすると色々な人と仲良くなっていますしね。
子離れしないというのもあまり良くないので、3ヶ月で店舗のみんなと馴染めるように考えています。でも、何かあったときにはエルダーを頼れるようにという意味で1年間設けています。

──昨今の新卒の方々のニーズとして、フィードバックを求めたり、相談したりする機会を求める動きが高まっているので、そうした仕組みがあるのは良いですね。福利厚生はいかがでしょうか?

坂元様:
親会社が(東証プライム)上場企業の「株式会社たけびし」と安定感もあり、また年間休日123日以上や退職金制度、単身者家賃補助制度等、福利厚生も充実していると思います。
弊社オリジナル的なもので言えば些細なものですがShare Happy!掲示板という、お歳暮とかお中元などの頂き物を公平に分けています。社員や役職や雇用形態も関係なく抽選で欲しい人に公平に分けます。
その他お取引先から頂く、観戦チケットや優待券なども抽選で欲しい人に分けるようにしています。

──それは面白いですね。些細なことですが、それが貴社の社風を表しているようにも感じます。

坂元様:
その他にも、今はコロナで中止となっていますが、毎年社員旅行を行っております。この社員旅行の行先は、予め会社が全て決めるのではなく、入社3年目の社員に実行委員を担ってもらい、行先等も決めてもらっています。
コロナ禍以前には、社員アンケートで1位になった金沢に皆で行きました。また、社員総会で優秀社員の表彰もありますが、サプライズという演出効果を狙って楽しんでもらえるよう工夫しています。

さらには、従業員の意見を参考に作られたコミュニケーションGETという制度もあります。これは限られた仲間だけでなく、会社全体でコミュニケーションを取れる補助金みたいな制度があれば良いよね、
という意見を取り入れ、3ヶ月に1度会社の仲間で集まって食事をする際に会社から補助金が出ます。こちらも現在はコロナの影響で行っていないのですが、この制度を上手く活用して欲しいと思っています。

──「Happy Birthday!プレゼント制度」というものもあるんですか?

坂元様:
社員だけでなく、ご家族の方にも「フジテレコムズで働いてよかった」と感じてもらいたく、お子様が誕生してから15歳まで、バースデーカードと図書カードをお贈りしています。ささやかですけどね(笑)

 

定期的に行われる振り返り研修では、どのようなことをされていますか?

坂元様:
振り返り研修と言っていますが、知識を詰め込んだりするような硬い研修ではなく、自分自身を振り返れるような研修です。特に重視しているのが、同期との絆を深めることです。
働く上で必ずぶつかる壁はあるものです。そうなると、先輩が支えてもくれますが、自分たちにおいて一番話しやすいとしたらやはり同期だと思うんです。そういうときにお互い支え合えるように、同期との絆を深めるための内容を多く行っています

 

貴社が認めたセミナーなど、社員の方の勉強支援も行われているんですか?

坂元様:
そうですね。電話会社の資格認定制度以外に、自身のスキルアップの為に、会社の認める公的資格を取得したい方にはポジティブ・スタディ制度というものがあり、合格すれば受験料の支援などを行ってくれます。
私自身も、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーなどの資格を、この制度を使って取得させていただきました。

 

何名ほどの採用を検討されていますか?

坂元様:
人柄と仕事の適性を重視した採用で良い人材の採用に拘っているので、人数合わせの採用は行っていませんが、大体7~10名程度を予定しています。
選考の流れは、WEB説明会の後、希望があれば一次面接をその後に行います。一次選考に合格した場合、主に部長等の管理職と対面で二次面接を行います。 合格の場合、最終の役員面接を行い、合格すると内々定となります。

4ステップほどですね。採用段階から密に接していて素晴らしいです。

インタビュアーのコメント

今回は、株式会社フジテレコムズの坂元様・山嵜様にお話を伺いました。
インタビューさせていただく中で、特に印象に残ったのは、「褒める文化」についてです。商材を獲得した際などにインカム越しに「おめでとう!」など褒める言葉を他の社員さんがかける文化が浸透しており、
モチベーションアップに繋がると強く感じました。また、褒める文化が定着している企業さんは少ないので、社内の暖かな雰囲気が容易に想像出来ました。
「多くの成功体験を積みたい」「常に新しいことにチャレンジしたい」という熱い想いをお持ちの方々、ぜひ選考に進まれてはいかがでしょうか。
坂元様・山嵜様、今回は貴重なお話を誠にありがとうございました!

(インタビュアー:佐藤)

応募はこちらから!

公式採用サイト
https://www.fujitelecoms.jp/recruit/
マイナビ
https://job.mynavi.jp/23/pc/search/corp223080/outline.html

会社概要

社名:株式会社フジテレコムズ(英語名:Fujitelecoms Inc.)
設立:平成元年10月6日
所在地:大阪市中央区南船場1丁目11-26長堀フジビル
ホームページ:https://www.fujitelecoms.jp/

担当者プロフィール

坂元 誠【人事教育課】
1999年に入社し、半年で店長に就任。7年後に営業統括(SV)に昇格しました。
1年半後に、今の人事教育課の前身となる部署を立ち上げました。一緒に面白く仕事をして、共に成長していける仲間を求めています。
入社した人は「ここで働いて良かった!」と思える環境を作るのが私の仕事だと考えています。

山嵜 美乃里【人事教育課】
2017年に新卒入社し、5年間のドコモショップ経験を経て2022年4月より人事教育課に配属になりました。
現在は、SNS発信や採用サイトの更新、ダイレクトリクルーティング等で新卒採用を行っています。
また、ショップ経験を活かして新入社員向けに業務知識の研修などを行なったりしています。
今後は会社説明会、面接、社員面談など人事担当としてできる業務を増やしていきたいです。
より良い人材の採用を目指し今後も活躍していきたいです。