INTERVIEW
日本のIT人材不足を解決するために@株式会社ルートゼロ
「成長とユーモアを大切にする会社」である株式会社ルートゼロ様は、日本のIT人材不足を解決するという大きなテーマを掲げたSESの会社です。今回は、日本社会のはらんだシリアスな課題を抜本的に解決するため、リアリスティックな意識を向けた人材育成をしている、株式会社ルートゼロの柴田社長と執行役員でもあり人事担当者でもある岡本様にお話を伺いました。
目次
貴社の経営理念について教えてください
柴田様:
弊社では「日本のIT人材不足を解決する」ということを一番に掲げています。実際に、日本におけるIT業界の人材不足は深刻です。最大で79万人の人材が不足する時代と言われています。自分たちが何をしても変わらないという感覚でいる方は結構いるのではないかと思います。まずは自分自身ができることってなんなんだろうと考えることが重要だと思っています。79万人が不足するということに対して、社会に何か還元していくために、会社で社会活動をしていく中で僕たちが何か手を打てることはないのか、と。
人工知能にしても自動運転にしても、ブロックチェーンやメタバースなど新しい技術が日々、生み出される中で、放っておいても日本のIT市場は右肩上がりになっていくと思います。しかし、そこに対する人材供給は追いついていない現状があります。日本のGDPは世界3位と言われていますが、世界から見た日本のIT開発力は実際のところ30位以内にも入っていないはずです。世界のトップクラスのGDPであるはずの日本が、今後ITが伸びていく時代にその業界では世界3位に入れていないということ自体にものすごく違和感があります。内需といって、日本の中で発生した開発でさえ、国内で供給することができなくなります。作れなくなっていった結果、日本にリソースがないなら海外に委託をするか、もしくは我慢するかしかないでしょう。我慢するとなった場合、ITの進歩は大きく遅れを取ることになります。そう考えた場合、国内のIT力をつけていくことは急務なんです。
僕らの時代で、世界に取り残されたことを巻き返すのは、正直難しいです。僕たちが就職氷河期だったり、賃金が何十年も上がらなかったりすることには色々な原因がささやかれていますが、結局今の時代を作った人って、何十年も前に日本を生きてきた人たちだと思います。ですから、僕たちは今を生きている大人として、僕たちが死んだ後、生きていく世代のために中途半端なものを残しちゃダメでしょと、もっと考えて行かなければいけないと思います。
そこで僕たちは、どこまで社会に寄り添える会社を作れるかを日々考えていかなければならないし、今の日本を生きる大人として、後世を生きる今の子どもたちに残していけるものをより豊かにするためには、今しっかりここに向き合っていかなければなりません。ここがトップラインの問題だと思います。
──これからの時代で、本当にIT人材が不足していく中で、何かやらなければいけないという熱い思いがあるのですね。
柴田様:
そうです。単純に僕らの社員数が79万人になれば一旦解決するじゃん、という話はあるのですが、そんなことが可能かと言えば不可能です。じゃあ僕らは何をしたいのかを考える中で、人材不足にを2つ理由があると考えました。それが「人材供給を増やすこと」と「人材需要を減らすこと」です。
貴社の企業内容について教えてください
柴田様:
僕たちが現在行っていることは、大きく見ると1つ目の「人材供給を増やす」になります。将来的には人材需要を減らすということに対して、どんなアプローチをしていくのかが、今後のビジネスにおけるビジョン・展望になるかなと思っています。
まずは人材供給を増やすために、IT人材が育つための仕組みがあまりにもなさすぎることに対してメスを入れました。日本のIT業界は、教える文化があまりありません。忙しいから即戦力しかいらない、忙しいから教えない、という状況です。育ててもいないのに人が足りないっていう方が多く存在します。そのため、僕たちはまず未経験者の育成から取り掛かったという背景があります。プログラミングスクールを作ったり、業界の中で人を育てていく環境を作ったり、人を育てるための仕組みや設備を整備した上でお客様先にエンジニアを派遣していくことを仕組みとして導入しました。
もともとみんなが若手のエンジニアや末経験者を採用しなかった理由が、戦力になるまでに時間と手間がかかるということでした。当時僕らが未経験のエンジニアに力を入れ出したときも、同じような声が多かったです。しかし実際にちゃんと聞いてみると、ただ頭でっかちな会社も多かった一方、コミュニケーションがしっかり取れて学習意欲がある人だったらプロジェクトに参画して欲しいという会社もありました。結局は、育てる力のない会社が適当な(報連相の出来ない、学習意欲のない,,,etc)人材を適当に配置するから、現場でトラブルが起きたりすることで、末経験者がいらなくなるという背景だったわけです。
ーー当時のエンジニアの方の採用や育成が難しかったのは、そういった背景があったんですね
柴田様:
それをなくすために、僕たちはメンバーを厳選し、現場に入った後も自分の努力で成長も継続できて、その会社の開発力にしっかりと寄与できるエンジニアのリソースを提供していくことは非常に重要だと思いました。しかし、僕たちの会社だけではスピード感も遅く、どうしても未経験者を育てるということから大きなリスクがあるわけです。そこを大きく見直すために、人材需要を減らすということにもとりかかっていきました。
この業界に慢性的に人がいない原因は、圧倒的なエンジニア離れにあると思っています。先ほどお話ししたように、未経験者を採用しないということも1つありますが、そもそもスキルがある人がさらに技術を伸ばす環境が整っていないため、1人当たりの生産性がいつまで経っても上がりません。つまり、この業界を離れていく人がかなり多いわけです。その理由は単純に『条件』に尽きます。
日本のエンジニアは世界的に見ても、圧倒的に給料が安いです。海外では、エンジニアとして雇った人にお茶の配膳をさせたり、給与計算をさせたりすることはさせませんし、法律的にもアウトです。しかし、日本は給料を払って首を切らないかわりに、業務命令として、エンジニアの人に営業をさせるために部署を異動させることも可能です。要は、自分でやりたい仕事に就くのが著しく難しい業界ということです。思い描いてたキャリアが、会社の都合でひっくり返されることが頻繁にあります。
──入社前と入社後のギャップが大きいんですね。
柴田様:
そうです。かつ、給料という面でも世界的にみるとまだまだ低く、労働環境も劣悪です。もちろん以前よりは大きく改善もされてきていますが、それでもまだまだ大変な思いをしているエンジニアが多くいます。
たとえばやりたいことがあったり、やりがいを感じて向き合った仕事をしたいという気持ちがあるにもかかわらず、思うようにいかない上に、給料も上がりません。その結果、評価されないのであればこの業界を離れようと思う人が多くいます。労働環境においても、IT土方という言葉がある通り過度な残業があったり、残業だけでなく、パワハラ・モラハラによって心を病んでしまい、この業界から離れる人もかなりいます。そのため、労働環境を整えてたり、エンジニアの選択肢を多くもつことで、業界全体も変わり、その結果エンジニアの働き方も変わり、この業界から離れていく人たちも減っていくのではないかと考えています。
──なるほど、人材需要を減らすという意味がよくわかりました。
柴田様:
『エンジニアファースト』という言葉は業界内でもよく使われますが、何を具体的に、そしてなぜエンジニアファーストにしないといけないのかを語っている会社はほとんどありません。僕たちにとって、エンジニアファーストはエンジニアのためにいろんな環境を変えていくということなんです。
貴社の福利厚生やその他の特色について教えてください
岡本様:
社内のコミュニケーションに対する福利厚生、そして学び・成長という学習に対する福利厚生が非常に充実しているところです。私の所感としてもそうですし、求職者の方に入社を決めていただいた後のフィードバックを聞いている際に、それらの福利厚生が魅力的だというお声もいただいています。
また、事業モデルとしても社員全員が同じところで働くものではありません。それぞれの現場に行って働くという形ですので、僕たちは福利厚生によってコミュニケーションや学びの機会が増えるように意識しています。これらの点は弊社の特徴だと思います。
──福利厚生によって、コミュニケーションが広がり学びが増えるのは魅力的ですね。他にも特徴的な福利厚生はございますか?
岡本様:
例えば、『カンパイ手当』というものがあります。これは社員同士のコミュニケーションの場として、ランチや飲み会、カフェなどにいく際に、会社が費用を一部負担するというものです。あとは、5名以上が集まった際には部活動の活動費として1人当たり3,000円の支給を行っています。実際にフットサル部やオンラインゲーム部などが社内にあります。会社側から活動内容を縛っていないので、結構活発的に使われている福利厚生じゃないかと思います。コミュニケーションに対しての福利厚生はこちらの2つです。
学びに関しては、『ホンサポ』という、書籍を購入することに対するサポートをしています。また、資格取得は全額負担しており、他の会社と違うところは、資格を取ることこそが大事だと思ってます。そのため、1回目落ちたとしても、2回目に受かれば1回目の分の費用も含め、2回分を会社が負担します。経験がないからこそ資格でカバーしてキャリアアップに繋げるという方が多いです。一方、受講料が2、3万することも少なくありません。金銭的な余裕がない場合、落ちた後にもう一度受けるというのはハードルが高く、それが理由で2回目が受けられないことは、会社としても、社員のキャリアアップのための機会損失になります。そのための仕組みです。
──教育に対するサポートも手厚く、学びの機会が多いですね。
岡本様:
学習サポートの福利厚生で特に使用頻度の多いものは、外部勉強会です。これも学習に対する福利厚生ですが、細かな縛りもなく、自分の成長に繋がるものであるなら、1万円を学習に使っても良いという形の福利厚生です。例えば、有料の学習動画を見たり、セミナーや勉強会に参加したりすることが、大部分の使用用途となります。中には友人とレンタルオフィスを借りて、そこでシステム開発をしていたりする際のレンタルオフィス代に充てている方もいます。
──色々な使い方があるんですね。
岡本様:
本当にさまざまですね。英語ができると、得られる情報の幅も広がりますので、英会話に使っている方もいます。毎月1万円と比較的大きな額ということもあり、福利厚生の中でも社員がもっとも多く使っている制度かと思います。
9月からの内定者研修について教えてください
岡本様:
営業に関しては、弊社ではインターンに入っていただき、営業チームがしっかりと教えていくという形になります。営業でも当然エンジニア・IT業界の知識も絶対的に必要になりますので、営業としての基本的なマナーも含め、座学を1〜2週間ほど行います。その後は先輩がついてOJTをして、次は先輩についてもらいながら自分で営業を行うという形です。臨機応変にその人に合わせて進めていきます。
また、エンジニアの内定者研修は、言語に囚われた研修ではなく、まずはプログラムの基礎を学んでいただきます。Javaは汎用性の高い様々な言語に通ずる基礎的なプログラミング能力をつけられるものですので、そこから教えます。そこで、Java SilverやSQL ORACLE MASTERなどの資格取得も並行して行っていきます。最終的には、ルートゼロが自社開発した社内アプリケーションシステムがあるので、そこでわざとバグを起こして改修をさせたり、実際にルートゼロが過去に行ったような開発なども経験させます。そのような形で4月までに研修を行っていく予定です。
新入社員の方にどのように育ってほしいか、またどのように活躍してほしいか教えてください
柴田様:
圧倒的に、素直な方に来てほしいと思っています。なぜかというと、その後の育ち方に素直さが大きく作用するからです。結局、「何故エンジニアになりたいの?」という部分になりますが、自分で取った選択に自分で責任を持ちながら、物事の本質をしっかりと見極め、選択できるような人材に育っていってほしいです。そのために地頭の良さなども必要になってはきますが、そもそもとして素直なことが圧倒的に重要であると僕は思っています。
──素直な方は吸収力も違いますよね。
柴田様:
今後自分でやっていくことに対して、自分がいろいろな選択を取っていくわけですよね。会社からこんなことをしろとか、こういうキャリアがあるよとか、自分の置かれている環境によっていろいろな情報が入ってくるじゃないですか。その結果、自分で一つの選択をして、こういう努力していこうと決めるのも自分の一つの選択ですし、もっとワークライフバランスを整えたいから、もっと自由に遊ぶんだというのも自分自身の選択です。目標を見失い、楽な選択を繰り返し、10年後に自分の過去を振り返ったときに「あの会社に入ったからだ」などとグチを言う人がめちゃくちゃ多いんです。
──会社のせいにしてしまうということですね。
柴田様:
ちゃんと自分のしてきた失敗や成功を全て自分の責任だと受け止めて、それを活かして次に変えていけるような人に育ってほしいと思います。強いては、そういう人が社会で常に必要とされる人になっていくと僕は思います。そしてそのためには、正しい選択をするために本質を見極める力を養ってほしいと思います。たとえば「社会的にこう言われているからこうだ」とか「みんながこう言うからこうだ」とかではなく、物事をしっかり見極めて、論理的に分析して、自分がまずどう感じるのかを大事にしてほしいなと思います。メディアやニュースで言っているからとかそういうことではなく、自分の目的や目標と照らし合わせて、いま自分はこう思うんだということを表現してほしいですし、同調圧力に負けるような人には育ってほしくないです。
メディアなどでは、いろいろなバイアスがかかった情報ばかりが飛び交っています。今は、WebメディアやSNSから入ってくる情報に振り回されている子たちが多いことが社会問題の一つだと思っています。常に俯瞰的に自分の考えを持って、本当にこれが正しいのかということに疑問を持って、いま目の前にある情報だけで判断するのではなく、いろいろなところで相対的に見た本質を判断して決断してほしいです。ネットに書き込まれることは基本的に悪口ばかりです。どこかで嫌な思いをしてそれをネットに書き込む人は多いですが、めちゃくちゃ素晴らしい思いをしてネットに書き込む人は少ない。そういったことを考えて、責任を持った情報として選択して、本質を見れるような人に育ってほしいなと思います。そのため、まずは素直で、きちんと自分で責任を取れる価値観を持ち、本質を見極める力を身に着けてほしいです。
──今後SNSの影響する範囲がさらに広がっていく中で、本質をいかに見極められるかが大事になってくるというのは私自身もいま改めて感じました。岡本様はどのようにお考えでしょうか?
岡本様:
柴田が話した通り、素直さだったり、前向きに取り組む姿勢だとか、そういったものを挙げだしたらキリがありませんが、僕が意識しているのは、ルートゼロを出て、キャリアチェンジをして会社を変えたり、そういった選択肢を取った際には、どこに行っても活躍できる人材になってほしいなと思います。当然ルートゼロに長くいてほしいですし、その子たちにとって他の会社よりもルートゼロが一番の選択肢であり続ける企業としての努力をし続けるのは大前提だということでもあります。どこに行っても活躍できて、ルートゼロだからより活躍できるし、より成長の機会があるんだということは常々意識しています。
ルートゼロを去ってほしいわけではないですし、長くいて欲しいと思いますが、「いてもらってる」という状況は少し違うかなと。会社と社員というのが、対等な状態でウィンウィンで、どちらにとっても良い関係性でありたいと思っています。
貴社で活躍されている人材の特徴について教えてください
岡本様:
本当にいろんな人がいるんですよ。あまり人とコミュニケーションを取るのは得意じゃないけれど、行動力がある人もいれば、スキルが上がるなら残業いくらでもやりますよっていう、ハードワークでモチベーションがあがるタイプの人もいます。そのいろんな人に対していろんな環境を与えられて、選択肢が多くとれるというのが、僕らの事業であるSESのメリットです。
相手の立場に立てたり、主体性を持てたり、素直さや明るさ、元気があるということも大事になりますが、その矢印が自分から伸びているだけではなく、相手に向かって届けていることが大切だと思います。つまり、それらの行動が利己的にならないように、相手に矢印を向けなくてはいけません。それができている人間は、クールで論理的な人も情熱的な人もうちに入ってからも特に成長していたり特に評価が高かったりするので、そういったことをよく考えている子なんじゃないかと思います。
──「矢印が相手に伸びている」というのはすごく大切ですよね。お客様しかり、御社の社員の方しかり、周りの方のことを考えて行動できるのか、ということが、岡本様のおっしゃる明るく前向きな主体性に関わってくるんだなと感じました。柴田様にもお伺いできればと思います。
柴田様:
活躍できる人材の特徴は、圧倒的な当事者意識を持っているかどうかです。「やって」と言われたことをやる人じゃないというのが活躍している人の共通点です。僕や上司がやりたいと言ったことはやるべきミッションだと捉えて、主体性を軸に行動していく人が活躍している人だと思います。
指示してくれるだろうとか、指示されていないからということではなく、あれをやりたいということは当然これはやるだろうと、ある程度わかることがあれば、ゴールに向かって突き進んでいく人です。指示がない場合、このままだったらヤバいと思えば指示をもらいに行くと思うんですよ。わかるわからない、スキルがあるないに関わらず、それが自分にとってどれだけ大事かがすぐにわかる人は圧倒的に伸びていますよね。そういう人たちが上手くいっていると思います。これはイチ社員から幹部社員まで全員を通してそうです。当事者意識のある人は仕事に線引きをしませんし、結果的に網羅的な知識がついていき、最終的にプロフェッショナルな部分で評価されたり裁量をもらえたりしているように感じます。
就職活動中の学生や若手の方に応援メッセージをお願いします
柴田様:
なんでもできると思っています。今の学生って。コロナ渦で学生時代をすごし、めちゃくちゃ大変だと思うんですよ。この間出会った学生は、専門学校を2年間、全部オンラインで卒業したそうです。リアルで友達ができると思って、キャンパスライフを思い描いていただろうに、それが大きく狂ったわけですよ。でもその子はすごくポジティブに生きてるんです。もう卒業したので、専門学生時代の友達がゼロ人なわけですよね。これまでの子たちにあったものが大きく削がれているわけです。いまの学生の子たちだったら、これは大きな心の傷にもなりかねないなと思いながら僕は話を聞いていましたが、彼女はすごくポジティブだったので、すごく勉強させてもらいました。他にも、2年間の留学のうち、1年半がオンライン授業になった子もいたんです。それって本当に留学の意味あるの? ってなりますよね。
──留学がオンラインっていうのは思い描いていたものと違ったでしょうね。
柴田様:
この時代だからこそ、いろいろな思いを抱えてる学生が多いと思うのですが、だからこそ「死ぬわけじゃないから」と思って欲しいと尚更感じています。僕は面接で、12月以降に来る大学生によく「焦って絶対決めるな」と言ってます。公務員を目指していたけど、なれなかった・なるのを辞めたから、11月の下旬から就職活動を始めました、とか。第一志望に12月・1月に内定を蹴られたとか。そういう子たちが毎年焦った顔で面接を受けに来ているのですが、その子たちには「本当に焦って決めるな」と、「なんなら1年浪人したっていい」と思っています。
1年間、自分で何かビジネスをやってみてもいいですし、1年間どこかでインターンという形で入ってもいいわけですし、この2、3ヶ月で入りたくもない会社に焦って内定をもらうよりは、しっかり悩めと。その半年や1年間が自分の人生にどれだけ大きな影響を与えるかを考えて焦っているんだと思いますが、「死なんから」と思います。そこでリスクを取ったほうが、確実に自分にとって幸せな結果が自分に来ると思います。本人もそれはわかっていると思いますが、それができないのはもったいないですね。もっと気楽にやればいいよ、と思います。ただ思いを伝えるときは全力でしてほしいです。
──何事も焦って決めてしまうのではなく、自分がやりたいと思えることをしっかりと考えることは大事ですよね。岡本様はいかがでしょうか?
岡本様:
周りとしっかり比べてほしいと思います。焦るがゆえに適当な判断をするのはダメだと思います。成長や目標は自分と比べればいいですが、就活という場では自分以外の人間がいるわけですし、企業には枠があるわけですし、入れる確率が1%しかない会社に絶対に入れると思って努力しても、結果入れなかったら焦ると思います。そういう意味で、ちゃんと情報を得て、ちゃんと周りと比べて、適切に判断してほしいと思います。
社会には “がんばったで賞 ” などはないので、そういう意味でも情報をたくさん得てほしいですし、得られる人になってほしいと思います。
インタビュアーのコメント
今回は、株式会社ルートゼロの柴田様と岡本様にお話を伺いました。
日本のIT人材不足を解決するために、日本の現状や背景、世界と比べて、日本の成長のためにも早急に対処にしなければならない。
そのために株式会社ルートゼロ様の「人材供給を増やすこと」と「人材需要を減らすこと」の取り組みは私自身学ばせて頂くことも多く、勉強になりました。
また、『カンパイ手当』や『ホンサポ』、『外部勉強会』など、たくさんのコミュニケーションや学びを促進させる福利厚生が充実している点も、非常に魅力的に映えました。
「若いうちからたくさん勉強したい」「日本のIT人材不足を一緒に解決したい」という想いがある学生様は、ぜひ選考に進まれてはいかがでしょうか。
柴田様、岡本様今回はお忙しいところ貴重なお話をしていただき、誠にありがとうございました。
(インタビュアー:織田)
織田 緑 株式会社PDCAの学校 営業部・インタビュアー |
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社名 :株式会社ルートゼロ
設立 : 2016年3月1日
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