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就活生は今すぐチェック!面接対策~1分間自己紹介~

コロナ禍の影響が直撃した2021年度に続き、2022年度も不況が続く業界を中心に、引き続き新卒採用を控える動きが続いています。採用を控えるということは、相対的に募集している企業の競争率が高まるため、しばらくは入社のハードルが上がることが予想されます。そのため、何となく就活するのではなく、「コロナ禍に合わせた就活」にシフトしなければ、就活をうまく進めることはできません。今回は、就活の面接においてほぼ100%聞かれる「自己紹介」の対策についてお伝えします。

自己紹介で話すべき内容

ここからは、自己紹介で話すべき内容についてお伝えしていきます。まず構成についてですが、自己紹介をする際は1分程度に内容をまとめ、簡潔に伝えるのが適切と言われています。1分以上自己紹介をダラダラと続けると、内容にまとまりがないと思われてしまいます。また、自己紹介は面接で一番初めに話すものなので、自分の第一印象を決定付けると言っても過言ではありません。自己紹介によって好印象を与え、興味を持ってもらえるように、関心を引くようなキーワードを盛り込めるようにしましょう。

氏名・大学名・学科名

まずは基本的な情報を盛り込み、自分が何者なのかを簡潔に伝えなければいけません。基本的な情報とは、大学名・学部名・氏名です。難しく考えずとも、自分が履歴書に記載した内容は間違っていないと証明することと考えて問題ありません。面接官は事前に提出した履歴書をもとに面接を進めることが多いです。面接官の手元の資料と自分が合っていることを伝えましょう。また、名乗る際には苗字だけでなく、名前まで言うように気をつけてください。面接官一度で聞き取れるように、大きな声でハキハキ話しましょう。

過去の経験や特徴

次に、過去の経験や特徴について伝えます。基本的な情報だけだとどのような人なのか人物像が見えてこないので、簡単に学生時代の取り組みなどについて話しましょう。自己紹介後に話したい、または聞いてほしいことがあれば、はじめに簡単に触れておくことをおすすめします。学生時代の取り組みについては、以下のようなものがあげられます。 ・学業 ・ゼミでの研究内容 ・部活動やサークル活動 ・アルバイト ・ボランティア活動 ここでの注意点としては、自己紹介はあくまではじめのあいさつであり、自分のプロフィールを伝えるものです。能力や長所を伝えて自分を売り込む「自己PR」とは違うことに注意しましょう。

面接への意気込み

自己紹介の最後は、面接への意気込みを端的に伝えて終えましょう。意気込みと言っても難しく考える必要はなく、その時に感じた素直な気持ちを述べてもいいでしょう。毎回面接で緊張するという人は、「緊張していますが、何卒よろしくお願い致します」と自己紹介の段階で正直に伝えるのも効果的です。正直に伝えることで、緊張が和らぐこともあります。意気込みを伝えた後は「本日はよろしくお願い致します」で締め、自己紹介を終えましょう。

自己紹介を1分にまとめるポイント

次に、1分間自己紹介で企業へ好印象を与えるポイントと注意点を紹介します。これらを押さえることで、面接官に対して良い第一印象を与えることができます。

内容を絞る

1分という短い時間のなかに内容を詰めこみすぎると、逆に面接官に理解してもらいにくくなります。聞く側からすると「結局何が言いたかったの?」と要点が掴めず、どのような人物なのか伝わらなくなります。また、ある程度内容を絞っておかないと話す時間が長くなるため、知らず知らずのうちに1分を超えてしまうこともあります。逆に1分で抑えようとすれば早口となってしまい、聞き取りづらくなるため注意が必要です。面接官に対してきちんと内容を理解してもらえるようにするためには、1分に対して300文字程度が理想です。

具体的に説明する

たくさんのことを伝えたいと思っても、自己紹介では基本的に1分間を目安として簡潔にまとめることが求められます。説明をする際には、簡単な内容だとしても必ず理由を付け加えるようにしましょう。例えば、自分の性格を表すためのエピソードを話した際、ただ「頑張りました」と言われても説得力がありません。具体的にどのような取り組みに対し、どんな努力をしたことによってその結果を得られたのかといった話を添えることで、初めて面接官はその人の人物像がイメージできるようになります。

1分間自己紹介の注意点

最後に、1分間自己紹介をするにあたっての注意点についてお伝えします。

事前に練習をする

自己紹介の内容は、考えておくだけではなく、練習することをおすすめします。ここで大切なのは、自分一人で行わず、家族や友人など第三者に聞いてもらうことです。自分の話し方や声のトーン、癖などは誰かに聞いてもらい、客観的なアドバイスをもらうことが最も改善に繋がります。もし相手がいない場合は、録音したものを聞き直すことも効果があります。

態度に気をつける

自己紹介でチェックされているのは、話の内容だけではありません。社会人としてきちんとマナーを守った態度や話し方、表情ができているかも見られています。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」によれば、人間は話をしている人から、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%というパーセンテージで情報を受け取っていると言われています。つまり見た目が相手に及ぼす影響は絶大だと言うことです。内容はもちろんですが、態度や表情を誰かに見てもらったり、動画を撮って確認するなどし、自分の態度についても気を使うことが大切です。

まとめ

今回は就活の面接において欠かせない自己紹介についてお伝えしました。面接では、自己紹介の話し方や態度次第で第一印象が変わることも多いため、十分に気を付けて臨むようにしましょう。

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