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就活を勝ち抜け!グループディスカッション攻略方法

グループディスカッションと聞いて、実際に何をするのか?どのような準備が必要なのか?と不安になる方も少なくないでしょう。
何を準備していいのかわからないからといって、何も準備せず選考に臨み、失敗される方も多くいらっしゃいます。失敗しないためにも、今回はグループディスカッションに関する対策やポイントについてお伝えします。

「グループディスカッションの進め方」

グループディスカッションは多くの企業で用いられる選考方式です。数人のグループに分かれ、与えられたテーマに関した議論を行います。テーマとしては日常的なことから、ビジネスに関わることまで様々あります。

個別面接や集団面接と大きく違い、グループディスカッションでは面接官の質問に答えてアピールするのではなく、議論や発表の様子を通じてアピールします。ここでは、グループディスカションで押さえておきたいポイントについてお伝えします。

「企業からの説明を聞く」

グループディスカッションでは、はじめに企業の人事担当者から説明があります。ワークのテーマや制限時間、進めるうえでの注意事項など説明があります。この説明がとても重要になるので、集中して聞き、必ず守れるようにしましょう。

「自己紹介をする」

グループディスカッションが始まる前に自己紹介を行いましょう。事前に自己紹介の内容をまとめておくことで、スムーズに進められるようになります。また、自身が話をすると同時に、同じメンバーの自己紹介を聞いておくことは大切です。一緒にワークを行うメンバーの名前を覚え、呼びかける際に困らないよう注意しましょう。

「役割を決める」

グループディスカッションなど複数人で行うワークでは、役割を決め議論をスムーズに行うことが重要です。役割は、議長(司会)、書記、タイムキーパーが挙げられ、それぞれに合った立ち回りが必要となります。

役割には上限があるので、役割が与えられないこともあります。しかし、役割が与えられなかったからといって何もしなくていいというわけではありません。役割について知り、周りをサポートすることでアピールにもつながります。

「グループディスカッションの攻略方法」

ここでは、グループディスカッションの具体的な攻略方法についてお伝えします。

「評価基準を理解する」

グループディスカッションでは、大きく分けて5つのことを見られます。

1、論理性:論理的にわかりやすい発言ができているか 2、積極性:積極的な参加姿勢と発言ができているか 3、協調性:他社の意見を尊重し傾聴できているか 4、リーダーシップ:チームをまとめたり、促したりできているか 5、他社配慮:発言をしていない方や反対意見を持つ方に対して配慮ができているか すべての企業で当てはまるというわけではありませんが、ほとんどの企業で見られているポイントとなります。

自分自身が何をアピールしたいのか、評価基準と照らし合わせたうえで行動に起こすことで、企業側に与える印象も大きく変わります。

「役割別のコツを理解する」

グループディスカッションで求められることは、議論を通じて自身をアピールすることです。その採点基準となるのが「議論にどれだけ貢献できているのか」です。そこで重要になるのは、役割について理解することです。役割について理解し、自身に最も適した役割につくことで、議論への貢献とアピールが可能になります。

アピールしたいがために無理して議長になる必要はありません。自身の強みを生かした役割についてアピールすることが大事です。タイムキーパーや書記などの役割を通じて、チームを支えるのもひとつの手です。具体的に何をするのか、どのように振る舞えば良いのかなど、役割別の立ち振る舞いについて説明します。

▼議長(司会) 議長であれば、司会進行するだけでなく議論をどのように進めていくか設計を行い、議論を活性化させ、チームで結論が出るよう導くことが求められます。最も難しい反面、大きくアピールできるのも議長です。難しいとされる議長を務めるうえで必要となるのは、ファシリテーションスキルです。

多様な意見を瞬時に理解し整理することで合意形成をサポートする力です。実際に議長を務めた際に困らぬよう、予めファシリテーションについて知ることで対策が打てます。 ▼タイムキーパー タイムキーパーは時間管理をする役割です。司会や書記、積極的に発言するその他メンバーは、盛り上がることで時間を忘れてしまいます。そこで、タイムキーパーが時間を管理し、議論をスムーズにする働きかけが求められます。

しかし、タイムキーパーは専任で行う必要はありません。負担が少ないことを生かし、議長や書記のサポートに回れるほか、自身の考えを発言することで大きくアピールできる役割と言えます。 ▼書記 書記は地味な印象を持つ方も多いですが、議論に大きく貢献できる役割の一つです。メンバーは書記の書いた内容をもとに議論を進めます。

書いた内容を中心に議論が活性化するので、間接的に議論を支配することで大きく貢献できると考えられます。議論をより活性化させるためにも以下のことを、心がけましょう。 ・メンバーの意見を板書する ・アイデアをまとめグループ化させる ・意見の対立をはっきりさせる ・共通点、相違点をまとめ、議論するべき内容を明確にする ・自身の意見も発言してアピールをする 意見をそのまま書き写すのではなくアイデアをグループ化し、対立をはっきりさせるなど工夫を凝らすことで大きく貢献することができます。

「練習をする」

グループディスカッションの上達を図るうえで、最も効果的なものは場数を踏むことです。いくら知識を詰め込んだところで、実際の現場でうまくいくわけではありません。得た知識を使えるようにするためにも実戦経験で試す必要があります。 グループディスカッションを上達するための実践方法について紹介します。

1,友人、就活生同士で練習をする。 すごくシンプルで簡単な方法は、就活生同士でグループディスカッションの練習をすることです。お互いにフィードバックし合うことで、自身の弱みや、癖に気づくことができます。他にも人事担当の配置や動画の撮影を行うことで、より生産的な練習となります。 以下、気を付けおきたいポイントです。 ・メンバーは最低5人以上で行う。 ・様々なテーマを用いて取り組む  ・人事担当役を設け、率直な意見をもらう ・チームワーク、積極性、議論への貢献度、制限時間に関する評価をしてもらう ・動画で撮影をする。 人事担当役に関しては、先生や社会人の先輩にお願いをすることで適切なフィードバックがもらえ、改善につながります。

2,グループディスカッションセミナーに参加する。 採用に関するサービスは多くあります。グループディスカッションに関する講座やセミナーもあり、中にはディスカッションに参加できるサービスがあります。そうした外部のサービスを活用することで対策を打つことができます。学生同士で練習を重ねるのも大事ですが、これだけでは足りません。グループディスカッションは「本番」なので、メンバーはピリピリし、緊張しています。外部のサービスを活用することで、本番さながらの独特な雰囲気に触れることができます。

3,志望企業以外も受ける 場数を踏むために最も効果的なものは「志望企業以外も受けてみる」という方法です。この方法が最もグループディスカッションを上達させる方法になります。知識を得て練習を行っても、一般的な方法理論しか経験できません。実際の現場で「本番」を体験することで、新たな気づきも生まれます。また、実際に企業を受けることによって、グループディスカッションの他にも学ぶことが多くあります。

これまで注目していなかった企業に触れることができるので、考えの幅が広がるかもしれません。

まとめ

今回はグループディスカッションに関する対策とポイントについてお伝えしました。グループディスカッションは準備不足や知識不足により「上手くアピールできない」といったケースは多くあります。本番で上手にアピールするためにも、今回お伝えした内容を参考に対策を考えてみてください。

 

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