「石の上にも3年」はもう古い!?辞めさせない部下育成方法
今回は、若者にフォーカスした記事を読み解いていきます。
大学生1~4年生の184名に聞きました 「学生の本音」
目次
①「3年も待てない」学生の本音
②長期に渡っての研修が必要な理由
③まとめ
①「3年も待てない」学生の本音
このグラフを見てもらえると分かる通り…
なんと80%以上の人が仕事にやりがいがないと
3年以内に辞めてしまいます。
更には45%の人が1年以内に辞めてしまう結果です。
これは、今の若手が仕事に求めるのがやりがいであることを顕著に表したデータと言えるでしょう。
ですが、せっかく入った若手の方がこんな早々に辞めてしまうのはあまりにも悲しいですよね。涙
では、辞めないようにするにはどうすればいいのか?
それは、長期間に渡って教育することです。
それも長期間とは具体的には、2週間から3週間おきに研修を実施することがオススメです。
②長期に渡っての研修が必要な理由
①の内容を踏まえて、なぜ長期的な教育が必要かということについてここでは話していきます。
ズバリなんで長期の研修が必要か…
やりがいを持たせるため!これにつきます。
「え、なんでやりがいなの?」そう思われた方もいるかもしれません。
ではなぜ、長期の研修を受けると仕事にやりがいを持つのでしょうか?
大きく理由は2つあります。
1.長期的に研修を受けることで、目まぐるしく過ぎる社会人生活に
「今の自分を振り返る機会」をもたらすことができる。
社会人1年目は特に慣れないことばかり、学ぶことばかりで
自分を振り返れず毎日が爆速で過ぎていきます。
毎日が爆速で過ぎると
あれ?自分成長しているのかな?
という疑問に陥ります。
要するに特に結果が出ないと「成長実感」を感じにくい傾向にあります。
ただ、定期的に研修があると、自分自身の内省を促し
「あ、こんなことできるようになってる!」
「逆に○○はまだままだだな~」と、振り返りが出来、
モチベーションを維持することが出来ます。
2.研修で学んだことを現場で実践し、成功体験、成長実感をもたらすことが出来る。
早期で離職を防ぐための一番のポイントは
「早期での成功体験」であると考えます。
毎日失敗ばかりの社会人生活で楽しいと思えますか?
多くの方が自分この仕事もいてないのかな。。そう感じるはず。
ただ、定期的に研修があると研修での学びを社内で実践し、
「上手くいった!」
という一種の成功体験を積むことが見込めます。
学んだことを実践し、効果が出た時、この仕事をやってよかったという
達成感、やりがいを持つことが出来ます。
小さな成功体験を徐々にやりがいに変えていくことが可能です。
③まとめ
今回は、やりがいを持たせて離職を減らす方法について、
データを基に書きました!
このご時世だからこそ、1人1人を大切に育て、早期での即戦力化が求められます。コロナウイルスの影響により多くの企業が倒産しつつありますが。
目先の売り上げももちろん重要です。
しかし、今のうちから若手の戦力化に目を向けるのも一つの手段かもしれません。