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INTERVIEW

明るく元気な史上最高の名脇役へ@ダックス株式会社

今回は、ダックス株式会社の代表取締役社長である本田章郎様と人事担当者の方にお話を伺いました。昭和55年の創業以来、カーメンテナンス事業を軸にさまざまな事業を展開されております。そんなダックス様の本田社長が直々に語る会社の魅力、そして熱い思いを余すことなくお伝えいたします。

貴社の理念についてお聞かせ下さい

本田章郎様:(以下、本田様
弊社の理念である『全メンバーと家族の物心両面の幸せを追及すると同時に、人類社会の進歩発展に貢献すること』というものは、創業者である大畑がつくりました。全従業員とそのご家族の幸せを実現させていくこと。また仕事を通して地域社会に貢献したいという思いを掲げております。

この理念ができた背景には、京セラの創業者である稲盛和夫さんの教えがあります。「経営の目的や理念について、売上や利益だけを追求するのではなく、従業員や家族が喜んでくれることをまずは1番に考えた。それがあったからこそ、現在の京セラがある」という言葉をベースに、私共も理念を作成しました。

また、私自身の理念の捉え方としては、『事業を通して喜んでくださる人をとにかく沢山増やしたい』ということです。喜んでくださる人というのは、お客様はもちろんですが、まずは従業員やそのご家族に喜んでもらうという事を大切にしていきたいと考えております。

そして、事業を通してどのように社会に貢献していくかという点に関しては、我々のお客様の会社が良くなることが、我々にとってのミッションであるので、弊社の自動車ガラスというサービスに留まることなく、もっと他の、どんなにささいなお困り事に対してもお手伝いできる我々でいたいと常に社員には伝えております。

事業を通して喜んでくださる人を、とにかく沢山増やしたい

貴社の教育の強みをお聞かせ下さい


2、3年目の先輩社員が研修トレーナー

本田様:
新卒のトレーニングを入社2、3年目のメンバーがしていること』です。

やはり新卒とトレーナーの歳が近いからこそ、親近感も湧き、また教える側にとっても学びになるというのが弊社の特徴であり強みであると思っております。

実際に今年、研修カリキュラムのひとつである『理念研修』を行ってくれたのは、去年高卒で入社した19歳の社員でした。人としての考え方を含め、仕事を通して学んだことをしっかりと後輩に指導してくれていたので、そういった点においては、指導することで彼自身の成長にもつながっているのではないかと思います。

合宿研修

本田様:
また、弊社の創業の地である鳥取県米子市で1か月間、技術を学ぶ合宿研修を行います。この研修を通して、技術だけではなく同期の一体感や仲間意識を高めることも目的としております。また、研修では自動車のガラスを取付けたり外したりする作業を行うのですが、その対象となる研修車両は、地域の解体業者様と提携して廃車を取り扱わせていただいております。このように安心して車に携われるといった点は他社ではない教育です。

ディズニーランド研修

本田様: 
今年は新型ウイルスの影響で開催出来ませんでしたが、内定者研修として、ディズニーランドでの研修も行っております。弊社の社名の由来となっているディズニーランドを訪問し、キャストの方がお客様に対してどのようなサービスを提供されているのか。おもてなしの心を学ぶことを目的としております。

フィロソフィー

本田様: 
創業者の大畑は、人としての考え方をとても大切にしております。弊社の社是である『善きことを想い善きことを為す』をベースとした考え方をもてるよう、『ダックスフィロソフィー』の項目を毎日朝礼で順々に読み、社員同士でフィードバックを行ったり、自分の体験談を話すということを行っております。仕事のスキルだけを学ぶのではなく、人として何が正しいのか等を学べるというのは、弊社ならではの特徴であり、強みでもあると思っております。

創業者の話を聞ける

本田様: 
創業者が健在であるため、創業者の生の声を聞けること。そして、優秀な社外アドバイザー等も多数いるので、そのような方々の話を伺う機会を研修プログラムに取り入れられるのも弊社の強みの一つです。

過去の教育の失敗から、どのように改善されたのかお聞かせ下さい

本田様:
新人研修を入社後に1~2か月かけて行っているのですが、その研修後のフォローアップを行ったり行わなかったりと、現場に任せっぱなしにしていたことです。その結果、スキルが身につかずに途中でリタイアする社員も出てしまいました。

研修にかける予算や計画をしっかり立てられていなかったこと。また事業内容であるガラスの技術や専門知識は教えるものの、例えば最低限の接客マナー、営業スキルなど、一般スキルに特化した研修が非常に薄かったことが課題点として挙がりました。

何より、現場の社員一人ひとりに、夢やビジョンを描かせられなかったことは今でも非常に心残りです。

過去の反省から、今の緩んだ教育を立て直して新たな組織体系をつくるために、現在は新卒だけではなく、階層別研修、店長研修、マネージャー研修など、リーダー層に対しての研修はもちろん、店長とは定期的に1on1ミーティングを行っております。これまでは半年に一度程度でしたが、社員に定期的な確認をしてもらうことで、今後のフォローにもつながっていくものと考えております。

研修によって、社員の定着率を上げ、次世代のリーダーを育成すること。そして一人ひとりがやりがいや生きがいをもって仕事に取り組むことで、最終的には会社に大きく好影響を与えるものと考えております。

一人ひとりがやりがいや生きがいをもって仕事に取り組んで欲しい

今後の会社の展望をお聞かせ下さい

本田様:
私たちダックス株式会社の中期ビジョンは、『断トツで日本一を果たす』ということです。現在、取り扱い件数はおかげ様で日本一ですが、それだけでなく、従業員1人ひとりの提供する技術力、対応力の面においても断トツで日本一を目指しております。

そして『100人の経営者を育てて活躍させる』という創業者の大畑の夢を実現させていくことが、私たちダックスの大きなミッションです。縁があって入社してくれた仲間たちが、全員が全員でなくとも、関連会社の社長を目指したいと思い、目指していけるような会社にしていきたいです。

その中で4年前から、会社の利益の一部をアフリカの恵まれない子供たちにワクチンを送るプロジェクトに参加させていただいております。将来的には、沢山の関連会社の社長が、会社の利益の一部で、世界中に学校を100校立てて、そして100人の校長先生を作っていきたいと思っております。世界中の学びたくても学べない子供たちが学べるような環境づくりを果たして、彼らの未来に貢献していきたいです。

そしていつか、そこで学んだ子供たちが、ダックスに戻って来て、どんどん輪が広がっていけば、世の中すごくよくなるのかなと。そういった夢の連鎖をミッションの一つとして掲げております。



本田社長が仕事をする上での信条、大切にしていることは何ですか?
本田様:
お客様の期待を超えること

弊社では、5つある経営信条の中の1番目に、『全てのお客様に心を込めた感動を提供します』というものを掲げております。お客様の要望10に対して10応えるのは当たり前です。そうではなく、10の要望に対して12または15をお返しするからこそ、お客様に喜んでいただけると考えておりますので、常にお客様の期待を超えるような我々で在りたいです。

1人はみんなのために、みんなは1人のために

経営はチームで行っております。これまで、自分1人で大きくなったのではなく、沢山周りの仲間たちに助けてもらっていたはずです。ですので『みんなは1人のために』という思いを大切にしています。

人として当たり前のことを、とにかく当たり前にする

これは、弊社の社是である、『善きことを想い善きことを為す』と連動しますが、『人として何が正しいのか』という所に、行動指針や判断基準があるべきであると思っております。例えば、挨拶をする、何かやってもらったら「ありがとうございます」と御礼を言う。何か失敗した時には正直に報告する。このような、子供の頃に両親や学校の先生から教わったような当たり前のことをできる会社で在りたいということを大切にしています。

人として当たり前のことを、とにかく当たり前にする

本田社長目線で、会社の雰囲気や強みを一言で表すと?

本田様: 
明るく元気な史上最高の名脇役』です。

そう考えた理由は、弊社の社名の由来である『ドナルドダック』にあります。ディズニーランドの主役であるミッキーやミニー。その主役を引き立てる絶対的存在がドナルドダックです。例えば、カーディーラー様をミッキーとすると、カーディーラー様に来られるお客様、そしてカーディーラー様にとって欠かすことのできない、ドナルドダックのような名脇役的な存在でありたい。そして「ダックスさんと関わると、明るく元気になる」と言ってもらえるような、お客様の「困った」を解決していける史上最高の名脇役を果たしていきたいと考えております。

どんな方が活躍されていますか?

人事担当者:
色んな面で、いいお兄ちゃんお姉ちゃんをしてくれている社員が活躍してくれているなと感じております。

現在は新型コロナウイルスの影響で開催できていませんが、以前はよく仕事終わりに皆でお酒を飲みながら夢を語り合っておりました。そのような場面で、新卒社員の仕事の悩みや、プライベートの話を聞いてあげる様子を私自身も目にしておりました。やはりそのようなところで信頼感が積み重なり、また仕事においても様々な部分で努力しているからこそ、今こうして活躍しているのだなと感じております。

どのような方に入社してほしいですか?

本田様:

  • とことん熱中できるような経験をしたことがある
  • ハングリー精神がある
  • プラス思考
  • とにかく人が好き
  • 明るくて素直

弊社の活躍人材にも当てはまるのですが、この5つの要素がある方を、弊社では求めております。スポーツでも何でもいいです。何か一つの事に熱中したことがある。そして何よりも『明るくて素直』であるという事を大切にしております。

入社した方にどうなってほしいですか?

本田様:
まずは、とにかく幸せになってほしいです。「ダックスに入ってよかった」と思ってもらえると嬉しいですね。それは経済的な幸せも勿論ですが、自身が健康で生き生きとやりがいを抱けるような、心の満足度も高めていきたいです。

弊社も昔は合同説明会にて、その辺を歩いている感じの良い学生さんに声をかけて、ということをやっておりました。そうやって縁あって入った弊社でいま頑張ってくれている社員もいます。本当にメンバー皆が自慢であり、私の誇りです。そんな彼らが幸せになってくれることを何より一番に考えております。

学生の皆様へメッセージをお願いします

本田様:
学校の通信簿が4や5よりも『心の通信簿5』を目指してほしいとお伝えしたいです。どれだけ頭が良くても、怠けたり自分勝手だったり、相手に不親切では人として残念です。我々は、例え頭があまり良くなくても、人に優しく思いやりを持てる、そういった人たちの集団でありたいと思っております。私自身も大学には行ってないですし、高校もやっと卒業できたようなレベルでしたが、創業者である大畑と出会って、後片付けや正直であるとか、挨拶とか、そういった当たり前のことを教えてもらって今の自分があります。ですので、学校の通信簿よりも心の通信簿で満点をとれる人になっていただきたいです。

とにかく幸せになってほしい

インタビュアーのコメント

今回は、ダックス株式会社の代表取締役社長である本田様、そして人事担当の方にもお話を伺いました。何よりダックス様で働かれている皆様をとても羨ましく思ってしまうくらいに、本田社長の社員の方々への愛を感じました。
『人として何が正しいのか』ということを大切にするなど、私自身、インタビューさせていただく身でありながら勉強になることが沢山ありました。
本田社長。お忙しい中、貴重なお話をしていただきありがとうございました。

(インタビュアー:北本)

応募はこちらから!

▼公式採用サイト
https://duksholdings.co.jp/recruit2/

▼マイナビ
https://job.mynavi.jp/23/pc/search/corp250157/outline.html

▼採用担当連絡先  /  瀧口
takiguchi@duks.co.jp

公式インスタグラム

ダックス株式会社の公式インスタグラムが開設されました!
社内の様子も随時UPしておりますので、ぜひご覧ください♪
▼以下のURLからもご覧いただけます。
https://www.instagram.com/duks.3140/

会社概要

社名:ダックス株式会社
創業:1980年7月
設立:1982年8月
所在地:鳥取県米子市両三柳309
東京本社:東京都港区三田3-1-11エック三田ビル8F
本社電話番号:03-6453-6866
ホームページ:https://duksholdings.co.jp/

【代表取締役:本田 章郎(ほんだ あきお)プロフィール】

●1972年2月13日生まれ
 ●鳥取県西伯郡出身 
●1993年1月 オートガラス㈱(現ダックス㈱)へ入社
●1999年7月 鳥取営業所を開設・所長として赴任
●2001年1月 山陰統括責任者へ赴任
●2008年4月 ダックス・パートナーズ㈱設立 代表取締役就任
       東京に初出店
●2015年9月 子会社 ダックス・パートナーズ㈱をダックス㈱へ統合
       ダックス㈱代表取締役就任。

1993年に自動車ガラス専門店のオートガラス㈱の社長である大畑憲との運命的な出会いにより入社。
1999年に鳥取店店長へ就任後、山陰統括責任者を経て2008年全国展開を目的に京へ進出しダックス㈱の子会社:ダックス・パートナーズ㈱の代表取締役に就任。
第21回盛和塾世界大会にて経営体験発表し優秀賞受賞。2013年に子会社をダックス㈱統合し、代表取締役に就任。

●趣 味:家族とドライブ・読書・遊園地
●好きな言葉:動機善なりや 私心なかりしか