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INTERVIEW

清山会医療福祉グループ

#利用者のみなさんと「共に」歩む、職業道楽が叶う場所

今回は、清山会医療福祉グループの川井様にお話をお伺いしました。
グループ代表である山崎様が病院の精神科で勤務医をされていた頃の経験から、高齢者が自分らしく生活できるようサポートしたいとの思いによって生まれたのが清山会医療福祉グループ様です。
経営理念に込めた介護への想い、入職者への教育制度について、余すことなくお届けいたします。

グループの経営理念についてお聞かせください。

川井様:
当グループでは、仕事をする上で理念と社是をとても大切にしています。
就業規則 第1章 総則の冒頭に「職場の憲法は、次の言葉に尽くされます。すなわち、【理念に通じる仕事を、社是をともにできる人と】ということです。法人の理念と社是を大切にすることは、職場をともにしていく上で、もっとも基本的なルールです。」と記されています。
入職された方にも、まずはこの理念や社是を伝える場を設け、仕事で大切にしていることを学んでいただいています。

【理念】私たちは「自立と共生の権理を尊ぶナラティブな関わり」をめざします。

「権理」とは正しい、あたりまえといった意味です。「行きたいときに、行きたい場所へ、行きたい人と」という、考えてみれば私たちがあたりまえに送っている日常生活の権理を、障がいや病いのある人は、諦めたり奪われたりすることが少なくありません。「人とつながりながら自分で決める」というあたりまえの生活を誰もが送ってほしいと私たちは願っています。
一人ひとりの想いに耳を傾けながら、「その人『に』何ができるか」より、「その人『と』何ができるか」を心がけ、誰もが自分の人生の主人公として人とつながりながら生きることを応援していきます。

福澤諭吉はrightsを“権理”と訳しました。
正しい、あたりまえ、道理といったrightsの本来の意味に立ち返って、私たちも“権理”と表記しています。

――自立と共生についても詳しくお聞かせください。

川井様:
自立とは、自分のことを自分で決めながら、人生の主人公として主体的に生きることです。共生とは、それぞれの個性や価値を認められて人とつながりながら生きることです。自立と共生は、人間のあたりまえの権理で、その権理を私たちは尊重し、応援していきます。

そのためにはご本人との対話と交流が大切です。認知症などの障がいがあっても、対話や交流を通して深く関わり、「その人『と』何ができるか」をいつも考えながら、その人『と』の物語をつむいでいきたいと考えています。

この理念は、専門職である自分たちが、いつも意識しておく必要があると思っています。なぜなら、専門家としての善意や強い責任感から、自分の専門性をつい優先してしまい、「その人『に』なにができるか」という一方的な関わりになってしまうことが少なくないからです。人生の物語の主人公はご本人であることを忘れず、ご本人が望む生き方を一緒に応援していけたらと思います。

――利用者と共に歩みたいという思いが、理念に表現されていますね。

川井様:
そうですね。理念と合わせて、4つの社是も大切にしています。

① 職業道楽
介護という仕事そのものを楽しめる感性を育み、そういった環境を創っていきたいと、一番にこの言葉を掲げています。職員一人ひとりの感性を伸ばしていける職場を目指しています。
② 人在育成
当グループでは職員一人ひとりの立場に寄り添った各種研修を用意し、職員が主体性を持って取り組んでもらえるようにアプローチしています。また、お互いが一緒に学び合う仕組みが根付いているのも、当グループの人在育成の特徴と言えます。
③ 自尊好縁
全ての出会い(縁)を蔑ろにしない関わりを大切にしています。ご利用者やそのご家族、ともに働く職員、お世話になっている取引先、外部の関係者や専門職の方々、全てのご縁を大切にしながら(好縁)、その縁の中で生きる自分のことも大切にした(自尊)関わりを心がけています。例えば、他の施設では関わりが難しい認知症のある方であっても、どうやったらご本人が居心地よく過ごせるかを一緒に考えていきます。
④ 省事倹約
職員の雇用を守りご利用者が安心して過ごせる場所を継続させることが重要です。そのために、役職に関係なく、職員一人ひとりが経営に携わっているという感覚を共有できる職場を目指しています。無駄を省き倹約に努めながら、みんなで知恵を絞り、様々な業務改善に取り組んでいただいています。

グループの運営方針についてお聞かせください。

川井様:
運営方針は【地域密着多機能型複合施設】を掲げています。
代表の山崎は、医局を出た後は精神科病棟で勤務する医師でした。当時は医療の保護を受けながらも、人間らしくない生活を強いられている患者さんたちが沢山いたそうです。見過ごせないその現状を変えたいという強い思いが発端となり当グループの今があります。

最初はいずみの杜診療所という、小さな診療所と併設のデイケア施設の運営から始まりました。そのうち、診察室の中でご本人の声とニーズを聴いていく中で、宿泊ができる場所や住まい、リハビリできる施設などを一つひとつ設けていきました。ご利用者の声が少しずつ反映され現在の運営に至っています。
現在は、宮城県内に50以上の事業所を展開し、通い・泊まり・住まい・訪問などさまざまなサービスに対応しています。
今後も地域に寄り添う施設として、ご利用者の声に耳を傾けながらより良いケアを目指して質の向上に努めていきます。

入職後の教育内容についてお聞かせください。

川井様:
理念に通じる人在育成や介護の基礎知識を学ぶ研修を、新卒から概ね3か年計画で行っています。
教育には「はぐくみファイル」を活用しています。当グループの理念やRBAのこと、人権の基礎知識などがファイリングされた教育ツールです。そこに1日の感想や疑問点等を書いてもらい、先輩からフィードバックをもらえるようにしています。アドバイスする先輩の職歴は関係なく、若い職員同士で調べ合って解決することも。このような「共に」学ぶ姿勢を大切にしています。
また年1〜2回のフォローアップ研修、職種ごとの研修、資格取得のための外部研修なども行なっています。特徴的なものとして、8月と12月を除く毎月第四火曜日に開催している「地域ケアよろず懇話会」は、令和5年2月現在で第174回を数えます。外部の方も参加し、地域の医療や介護について語り合い学べる場となっています。

――その他、人材育成への取り組みについてお聞かせください。

川井様:
「主体を大切にした人在育成」を柱に、2つの取り組みを行っています。
まずは「ミミズクチャレンジ」で、一般職正職員から総合職正職員登用を目指す方のために設けられた仕組みです。理念に基づく取り組みを半年間ほど行い、最後に成果を発表していただくものです。昇格かどうかは年度末に通達されます。
そして役職者を目指す方のために「サクシードチャレンジ」も設けています。役職に必要な知識を分かりやすく学べる役職者研修を1年間実施し、丁寧に学べる場があります。次年度に昇格かどうか通達されます。サクシードは継承するという意味。一緒に働く上司のバトンを受けて今後も頑張ってほしい、という願いが込められています。
また「清山会RBAアカデミー」を開校し、介護福祉士の資格取得を目指す方のための実務者研修も行っています。経験豊富な講師陣が丁寧にサポートしていますので、未経験の方も安心して学べます。

――働きやすさのための取り組みがあればお聞かせください。

川井様:
さまざまなアンケートをもとに、職員一人ひとりの声を大切にした職場づくりに取り組んでいます。メンタルヘルスに問題を抱える職員とは、プライバシーに配慮した丁寧な対話を心がけ、どうやって改善していくかを一緒に考えていきます。
また、子育て中のパパ・ママにも安心して働いていただけるよう「ミミズクキッズパートナー」という制度も実施しています。お子さんと一緒に出勤し、お子さんには温もりのある環境で思い思いに過ごしていただきます。夏休みなどに活用する職員が多いですね。他に、ご利用者との関わりをテーマとしたフォトコンテストなども開催しています。
このように仕事が楽しいと感じる取り組みを通じて、職業道楽を応援していきたいと思っています。

貴社の雰囲気をお聞かせください。

――上司との関係性についてお聞かせください。

川井様:
事業所によって個性や雰囲気は多少違いますが、共通しているのは、ご利用者とともに笑い合える職場を目指して、上司と職員がお互いに協力し合う関係性を大切にしていることです。たとえば、ご利用者の希望を実現するために上司も職員と一緒に現場で汗を流したり、また職員は上司との対話を通じて職場の運営方針に磨きをかけたりと、同じ方向を向きながらお互いに協力し合って働いています。

――将来、新入職者にはどのように育ってほしいですか?

川井様:
役職に関係なく、一人ひとりのご利用者の声に寄り添った関わりをしている新入職の方は沢山います。自分の資質や感性を大切にしながら、長く働いてもらえたら嬉しいなと思います。

求める人物像についてお聞かせください。

川井様:
当グループの理念と社是をともに分かち合える人。そういった思いに共感していただける方々と是非一緒に働きたいと思っています。資格よりも資質、能力よりも人格重視です。介護という仕事を通して、お年寄り一人ひとりと誠実に向き合って主体的に関わりを楽しんでくれたら嬉しいですね。
とは言っても、実際にお会いしてみないとわからないこともあります。介護をしたいという揺るぎない気持ちがあるなら、どんな方でも受け止めるつもりです。ぜひ面接にお越しください。

就活中の学生さんに一言お願いします。

川井様:
未資格・未経験でも、介護の仕事がしたいという熱い思いがあれば是非飛び込んできてください。実は私も、全く畑違いの業界から入職した一人。誰かのために役に立ちたいという気持ちがきちんとあれば、ゼロからでもやりがいある仕事です。日々の関わりの中で、あるいはお看取りのときなど、ご利用者の人生の1ページに深く関わらせていただくこともあり、自分を大きく成長させてくれます。
当グループでは、介護の仕事に携わりたいと願う方々が、希望を持って働いていただける職場を目指しています。もしご縁があって一緒に歩むことができたなら、ぜひあなたらしい介護をしていただけたら嬉しいです。全力でサポートします。

インタビュアーのコメント

今回は清山会医療福祉グループの川井様にお話を伺いました。

小さな診療所から始まり、利用者様の声によって、現在の多機能型複合施設へと大きく成長を遂げられた清山会医療福祉グループ様。
対話と交流を大切にした介護はとても温かく、これからの地域ケアを支える大切な存在だと感じました。
また、ワークライフバランスにも力を入れており、出産育児などでライフスタイルが変わる方々でも、無理なく働き続けられる環境も魅力的です。

「介護を楽しみたい」「人を大切にした職場で働きたい」「未経験から福祉業界にチャレンジしたい」「長く働きたい」という方は、
ぜひ選考に進まれてみてはいかがでしょうか。
川井様、本日は貴重なお話をありがとうございました。

(インタビュアー:織田)

織田 緑
株式会社PDCAの学校
営業部・インタビュアー

 

 

 

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会社概要

社名:清山会医療福祉グループ
設立:1999年(平成11年)4月
本社:〒981-3111 宮城県仙台市泉区松森字下町8-1
ホームページ:https://www.izuminomori.jp/