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INTERVIEW

すべての人の笑顔の為に今を自分らしくベストを尽くす@株式会社カワキタエクスプレス

今回は、株式会社カワキタエクスプレスの代表取締役社長である川北辰実様にお話を伺いました。
1989年の創業以来、『すべての人の笑顔の為に今を自分らしくベストを尽くす』という思いものと、運送事業を軸に事業を展開されています。そんな川北社長が大切にされている思いを、余すことなくお伝えします!

貴社の事業内容についてお聞かせください

弊社は2つの柱のもとで事業を行っています。

一般貨物輸送事業

一般貨物の輸送をメインに行っています。決まったお客様の決まった荷物を定期的に輸送するのではなく、スポット便として適宜、お客様から大型トラックの手配を依頼された際のチャーター便の手配や、混載(※1)での輸送を行っています。

また、弊社は全国の運送会社様、約5,000社とのネットワークを構築しています。様々なお客様が、弊社でチャーター便を手配することができるので、お客様よりお喜びの声をいただいています。

海外引越事業

海外引越事業では、法人の社員様の転勤にまつわる引っ越し作業を行っています。社員様のご自宅で梱包作業を行ったり、そのお荷物を港や空港まで運んだりと、主に現場作業です。

海外引越は、国内の引っ越しとは違って、実はかなり特殊なんです。引っ越し先の国によって、持っていけるもの、駄目なものがあったり、企業様によって荷物量にも規定があったりします。それだけではありません。皆さんの中にも「海外旅行に行ったらスーツケースが壊れた」という経験をしたことがある方がいるかもしれません。このように国によっては荷物を雑に扱われてしまう可能性もあるので、それでも壊れないように梱包を行うなど、弊社社員がプロ目線で慎重に作業を行っています。

(※1) 混載とは
1台のトラックに1社のお客様の荷物だけでなく複数社のお客様の荷物を一緒に積載して輸送するサービスのことです。

入社後の社内教育についてお聞かせください

新卒入社の方も中途入社の方も、入社式後の2日間はまず基礎知識などを座学で学びます。

弊社では主に新卒や未経験者を採用しているので、業界知識やドライバーとしての心得など、基礎からしっかりと教えていきます。1日目は主に、仕事に対する考え方について私から話をします。例えば「分からないことは分からないままにせず質問する」ということ基本的なことも、ただ言葉として伝えるのではなく、なぜそれが重要なのか腑に落ちて、行動にできるよう工夫して説明しています。

その他にも「なぜ仕事をするのか」「収入を増やすためにはどのようなことをしなくてはならないのか」など、これはお客様があっての話なので、お客様に喜ばれて、信頼される人になっていくことが大切ということを伝えています。

2日目には、日常点検や荷物の積み方についてなど、業務についての話をします。中途入社の方には、早速実践を交えながら教育を行います。トラックの荷台の開け方など、初歩的なところから教えていくので安心してください。

その他にも、年に1、2回は外部講師の方に安全講習を行っていただいたり、今はコロナ禍で出来ていませんが、コーチングの研修を行ったりもしています。あとは、都度講師の方に必要な研修を行っていただいています。

川北社長が日々の取り組みとして行われていることはありますか?

毎朝全社員に宛てたメルマガを送っています。内容としては、心の在り方について、その他にも格言カレンダーの中からお題を決めて、その内容に対する私の考えなどを送っています。また月に一回、給与明細と共に社内報として、社員それぞれに一言手紙を添えています。

――手紙ですか!?ちなみにどのようなきっかけでこれを始められたのですか?

きっかけは、ワタミ株式会社の渡邉社長の『社長が贈り続けた社員への手紙』という本に出会ったことです。この本を読んで「こんな思いを持って、これくらいしないと、あのような会社にはなれないのだな」と感じて、社員に手紙を書き始めました。最初は全員に同じ内容の手紙を書いていましたが、それが毎月一回発行の社内報に変わり、一人一人には一言手紙を付け加え、日々は毎日メルマガを発信しています。

――社内報も手紙も、川北社長の心がこもっていて社員の皆様もきっと嬉しいですよね。

そうだと私も嬉しいです。社内報のメールは私が一方的に送っているのですが、それに返信してくれる社員も中にはいるんです。日常でわざわざ声をかけてまで伝えることでもない、何気ないことを送っているのですが、それが全社員へのちょっとした情報共有にもなるので、今後も続けていこうと思っています。

貴社の経営理念についてお聞かせください

弊社では経営理念として『すべての人の笑顔の為に今を自分らしくベストを尽くす』そして、経営目的として『社員、お客様、お取引先、業界、地域、社会など、関わるすべての人の幸せの追求』を掲げています。

これについては、事あるごとに社員に伝えていますし、事務所の中では毎日の朝礼で唱和しています。最初にこの理念を考えたのは、ちょうど阪神淡路大震災が発生した頃でした。「何のために生きたらいいのか」「どのように生きたいいのか」色々なことを考えさせられましたが、結論、皆それぞれできることは「その場でベストを尽くすこと」なのだと気付きました。

だからといって、人に合わせて自分を殺していると自分がなくなっていくので「常に自分らしさは大切にしたい」という思いも大切にしてほしい。そしてやはり会社なので、誰かの役に立ったり、喜んでいただけたりした分だけ報酬をいただけるからこそ、目の前の人を笑顔にするということも大切にしていきたい。そのためには何より、働く社員が幸せであることが大切だと考えています。これらの想いを込めて経営理念が出来上がりました。

――本当に、社長の経営の核には、理念というものをどっしりとかまえていらっしゃるのですね。それにも何かきっかけがあったのですか?

何より、自分自身で商売を行っていく中で、人とのつながりが大事だと感じたからです。30年ほど前に出会った人の知り合いが、いま一緒に働いています。それこそ、30年前の私自身の評判が悪かったら、現在にいたるまで、いい関係を築けていないのではないでしょうか。「『川北さんのところならよく知っているよ。そこなら大丈夫』と言われたので来た」とその社員から言われて、世の中はそのような繋がりで成り立っているのだなと実感しました。

「仕事は何のためにするのか」「どうしたら報酬をいただけるのか」そう考えたときに「お客様を喜ばせる」「仲間のために何かをする」など、「人の為に」ということが必ず関わってくると気付きました。それは巡り巡って自分に返ってきます。「人の為に何かをしたいと思っている自分のためにやる」その思いを言葉で表したのが、今の弊社の理念です。

また、理念にある『自分らしく』については「誰かのために何かすることで喜んでもらうことが嬉しい」と思える方々たちが入社してきて、その社員たちが自分らしく働いた結果、理念の思いにつながる。そのような循環をつくりだせると、会社はよりよくなっていくのではないかと考えています。

今後の会社の展望についてお聞かせください

第一目標として、いま会社として大切にしている思いを持ち続けたまま、トラック100台を所有する規模の会社になるということを掲げています。

弊社は運送会社を立ち上げてすぐに、他の運送会社を集めた協同組合をつくりました。当時の私は、この業界で言えば新参者。しかし組合には100台、200台所有しているような老舗企業が数多くいました。その企業の社長たちと話をしていくうちに、自分もいずれという思いになり現在にいたります。そんな中でも、従業員に対する想いは今も昔も変わっていません。以前「君の理想は分かるが、100台規模になると無理だ」と他の社長から言われたことがあります。それだけ難しいことなのでしょう。だからこそより一層、それを成し遂げたいと思っています。

また、もう一つの展望として『運送業界の活性化』を掲げています。ありがたいことに、近年この業界の様々な役職に就かせていただいています。これを機に、弊社の社員ドライバーが他社のドライバーの教育を行ったり、幹部がこれまで会社をつくってきたなかでの様々な活動について、他社の幹部に情報共有を行ったりと、社員を大切にし、この業界に誇りを感じる経営者を世の中に増やしていきたいです。そして運送業界の活性化、さらには日本をよくしたいです。

そのためにまず『トラック100台所有』というのが大きな目標となってきます。

――トラック100台所有。この目標に向けて今後具体的に取り組んでいかれることなどはございますか?

今後はテレアポでの営業も行っていく予定です。それにあたって、営業ノウハウが必要ですし、さらに自社の強みを伝えられるようにならなくてはなりません。会社としてそのノウハウの骨格づくりを行っています。

川北社長の目線で、会社の雰囲気を一言で表すと?

明るく元気で仲が良い』です。

従業員の平均年齢が29歳ということもあり、若い力でかなり活気があります。一般的に「歳が離れていると何を考えているのか分からない」ということが起こりがちですが、私自身社員の言っていることは分かりますし、私の言いたいことは社員にも伝わっています。

また私も、他社様ほど“社長”というお堅いイメージはなく、かなりフランクなほうなのではないかと思っています。そこに関しては、はき違えないようにしないといけませんが、会社全体として明るく元気で仲が良いです。

川北社長が仕事をするうえで大切にしていることは?

これは社員にも常々言っていることでもありますが、「お客様のご依頼に応える」という当たり前のことを当たり前に出来た先に+αで「挨拶が元気」「雰囲気が良い」など、そのお客様の期待を超えてより満足いただけるような仕事をしていきたいですし、そういう会社にしていきたいと思っています。

例えば、お客様から「荷物100個を目的の場所まで届けてほしい」というご依頼が入り、現場に出向いたとします。そこでお客様から「そこにある荷物全部持って行って」と、ぱっと見100個くらいある荷物をさされたとします。ここで、そのまま指示に従って荷物を積み込むのはなく、本当に100個揃っているのかしっかり数を数えようと、社員には指導しています。あとで何かあっても自分の責任になってしまうというのもそうですが、プロとしては当たり前のことです。

――当たり前のことを当たり前にやる。簡単な事に見えて、それが中々難しかったりしますよね。

やはり、この当たり前が出来てこそ、お客様から「いつもありがとう」と結果としてお喜びいただけるので、今後も会社として大切にしていきたいです。

――この当たり前のことを当たり前にするということを、習慣化させるためにも結構苦労されたんじゃないでしょうか。

そうですね。今弊社では「靴を揃える」というルールがあります。実はそれを習慣化させるために2、3年かかったんです。最初は私が全員の脱ぎ散らかした靴を揃えていました。揃えている先から脱ぎ散らかされるともありましたが、それでもやり続けました。だんだん私自身で習慣化することができたので、会社のルールにしたのですが、やはり徹底させるのが大変でしたね。

――社長が靴を揃えているのを見て、揃えるようになられた方もいらっしゃるのではないですか?

はい。いまリーダークラスにいる社員は、10年来の付き合いということもあり、やはり私の考えや意図を汲み取ってくれるのが早かったです。今はそこが心強いポイントでもあります。

――ちなみに、10年以上活躍されていらっしゃるリーダークラスの方に共通する特徴などはございますか?

そうですね。『まずは自分を変えようとする』というところは皆に共通しているなと感じています。要するに、人のことを言う前に、自分はどうなのかということを見つめなおすことができるかということです。そこがリーダークラスの社員は自然とできているのではないかと思っています。

どのような人材を求めていますか?

一つ挙げるとすれば『素直な人』です。注意を受けたら反省する。興味を示して人の話を聞くなど、素直な心を持っていることが大事なのではないかと思っています。

――やはり素直さが根底にあることが大切なのですね。

そうですね。それが出来てプラスで『明るく元気』『積極的』『思いやりがある』などがあると尚良いですよね。

学生の皆様へメッセージをお願いします

恐らく皆様の中には、ご自身が何に向いているのか、何が得意なのかで仕事を選ぼうとしている方もいらっしゃるのではないかと思います。たしかにそれも大切です。ただ何事もやってみなくては分かりません。

石の上にも三年』これは私が就職するときに父に言われた言葉です。この歳になって、まさにその通りだなと実感しています。これからの社会人生活、大変なことが沢山あるとは思いますが、そこで逃げ出すのではなく、会社にとってなくてはならない存在になってやろうという思いで頑張っていただきたいです!

インタビュアーのコメント

今回は、株式会社カワキタエクスプレスの代表取締役社長である川北辰実様にお話を伺いました。

何より川北様の社員の方々に対する愛情を感じました。お手紙なども、この便利な時代だからこそ、気持ちがより一層伝わってきて、社員の皆様もきっと嬉しいだろうなと思いながら温かい気持ちでお話を伺っていました。川北社長のように「相手の笑顔のために何かをするのが好き」このような方はぜひ、カワキタエクスプレス様の選考に進まれてはいかがでしょうか。

川北社長、今回は貴重なお話をしていただき誠にありがとうございました。

(インタビュアー:北本)

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公式採用サイト
https://www.shigoto-damashii.com/

 

会社概要

社名:株式会社カワキタエクスプレス
創業:1989年5月
設立:1998年2月4日
所在地:三重県亀山市白木町60番地21
ホームページ:https://www.kawakita-express.co.jp

代表プロフィール

川北辰実

1964年生まれ 三重県津市在住。三重県立亀山高等学校卒業後、ホンダ関連の工場勤務。
1989年5月 フリーターを経て25才の時に宅配業として軽貨物で創業
1998年2月 一般貨物運送事業として株式会社カワキタエクスプレス設立 代表取締役就任
2001年2月 地元の運送会社13社を集めてロジネット協同組合設立 理事長就任

その後、三重北ネットワーク協同組合 理事
日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会 理事
一般社団法人 日本海外引越協会 理事
一般社団法人 ドライバー・ニューディール・アソシエーション 理事
一般社団法人 三重県トラック協会 鈴鹿支部 役員

等、業界団体の役職を兼任、現在に至る。