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INTERVIEW

「成長ができる環境」がここまで整ってる会社は他にありません!@株式会社エム・アイ・ディジャパン

今回は新潟県に本社を構え、パチンコ事業を中心に、飲食店から保育・介護事業、さらにはのミャンマーの国技であるラウェイの運営支援まで幅広く展開する、株式会社エム・アイ・ディジャパンの堀田様にお話を伺いました。30年以上続く同社の考え方や独自の教育制度など、余すことなくお届けいたします。

経営理念をお聞かせください

堀田様:
弊社の理念は、創業社長ではなく、5店舗くらい展開したときにいた全従業員でつくったものになっています。理想の会社像を絵や文章にしたものを単語化し、ありたい姿を三文にまとめているのが経営理念です。ひとつはお客様に向けたもの、2番目が自分自身と仲間に向けたもの、3つ目が地域社会や業界に向けたものにまとめています。また、MIDスタイル10か条という行動指針を掲げ、この指針通りに行動を促すというのがMIDスタイルです。これが一般社員から中堅職になるとマネージャースタイルに変わります。

——なぜ従業員でつくろうと至ったのでしょうか

堀田様:
会社は誰のものなのか、ステークホルダーはビジネスパートナーのみなさまだけではなく、お客様や自分たちのもので、社長のものじゃないんだということを理解するために全員でつくりました。
ちなみに、毎年理念から方針が定められていて、手帳が配られるんですよ。そのなかに理念からスタイル、方針もすべて書いてあります。
曼荼羅手帳ってわかりますか?

——すいません、存じ上げないです

堀田様:
わかりやすく言うと、大谷翔平選手が小学校のときから夢を実現させるためにすべき行動を細分化して9マスごとにまとめたものがあるんですけど、それを弊社でも手帳にして使っています。

事業内容についてお聞かせください

堀田様:
いま海外事業だけ止まっていますが、ライブエンターテイメントのラウェイ事業というもがあります。ラウェイというのはミャンマーの国技である格闘技です。1,000年続く国技を日本に興行として持ち込めるのは当社だけになります。
もともとパチンコから始まった会社なので売り上げのメインはパチンコですね。店舗数も多いです。

——これから伸ばしていきたい事業はございますか

堀田様:
伸ばしていこうというよりは、コロナ禍の影響で店舗商売が大変だったので、店舗商売以外のことをやろうよという話になっています(笑)

教育制度についてお聞かせください

堀田様:
福利厚生もそうですが、当社の人事評価制度は良いなあと思っています。どんな人でも会社のなかに入るとみんな成長するような制度なので。自分でつくっていますけど、これは理想だなと思います(笑)

社員それぞれの等級に合わせた成長シートという評価シートがあり、そこには具体的にどのようなことをできるようになるべきかが記載されています。それぞれ達成基準も5段階で設けており、3ヵ月に1回、本人と上司のあいだで成長度合いを点数にして評価にします。
基本的に伸びていく人やエースと呼ばれる人たちが、部署を持ったり昇進したりしますけど、成長スピードはその人それぞれで良い、という考え方なので、どちらかというとそれぞれが四半期ごと成長しているというのが良いなと思います。

入社して上司になる人を部下は選べないですが、その上司の教え方や時間の取り方によってその人の成長が変わるという制度はナンセンスだと思っています。どちらかというと会社にいる以上どの上司に教えてもらおうが、どの店舗に配属になろうが、伸び方はその人の努力次第だと思っています。どの上司についていてもその人の成長シートの点数の向上率は、上司の査定では測れないというか。一次支援制度?というものがあるんですが、一次の段階の評価では、自分が教えてくれている上司以外からも評価がもらえます。たとえば自分が所属しているお店の全中堅社員が上司になりますが、その中堅社員全員から評価がもらえるというイメージです。

——この評価制度を見て入社される方も多そうですね

堀田様:
そうなんですけど、基本的に他の会社がどんな評価制度なのかわからないですよね。中途社員はみなさんすごいと言っていますね。新卒の方はピンときてないですかね(笑)
役職や等級ごとに社内の教育制度で教えることが決まっていて、人事部が教えていくんですけど、それらがすべて評価制度と連動しています。OFFJTで学んだものを成長シートを用いて行動に落とし込んでいったり、目的やプロセスとして施策を実行できるようにするんですが、そのうえで必要な知識は全社で統一して教えていくんです。そのため外部の研修機関が必要ありません。

——教育担当になる方がすべて落とし込んでいるんですか

堀田様:
基本的に人事部は全員できます。あとはアーカイブで残しているので、すべてスマホでみんな見ることができます。
新卒入社後半年間、毎月1回ずつOFFJTをやります。現場では成長シートにあわせてOFFJTを行うんですが、自分がなにをやってどこまでやるのかは上司と相談しながら決める、目標計画シートというものがあります。それを計画・フィードバック・実行・次月の計画というPDCAサイクルを回していくのが1年間続いていきます。習慣化するまで1年間は管理しますが2年目からは教える側になります。

入社前研修はどのような内容でしょうか

堀田様:
パチンコ事業の配属がメインになるんですが、パチンコをしたことがない人がほとんどなんですよ。なのでその基礎知識からチームビルディング、理念の落とし込みですかね。3週間実施します。

——昇進などについてもお聞かせください

堀田様:
成長シートにある成長点数が100点満点なんですが、一般層でいくと55点でリーダーの昇進資格がもらえて、60点以上でホールリーダーになります。当社は3ヵ月に1回の評価なので、半年くらい続けると副主任の昇進資格がもらえ、推薦状が出て中堅職へのチャレンジができます。中堅職は40点・50点・60点で各階層へのステップ資格がもらえます。そのため飛び級もないですが、社歴で昇進するということもないです。
この成長シートは絶対評価なんですがランキングは出るので、同じ職位で点数の伸び率が悪かったりすると、降格することもあります。

——明確に決まっているのはいいですね。やりがいをもって働けるのではないでしょうか?

堀田様:
そうですね、若手は順応しやすいですが、もともとこのシートをはじめたのが6年前くらいなので、それ以前に役職がついた人は学んでいかないと降格してしまうので戦々恐々としています(笑)

入社後どのように成長してほしいでしょうか

堀田様:
当社が求める人材としては3つあります。一つは情報収集力、二つ目はイメージ力、三つ目に変化対応力です。

一つ目の、情報収集力については、相手が喜びそうなニーズや情報を収集する力、わかりやすくいうと相手の気持ちがわかることなんですよ。相手の気持ちがわからないで勝手に決められたことをやっていくとトラブルにつながるケースもあるので、その人たちに寄り添うことができないとサービス業として難しいと思います。
なぜパチンコ部門からはじめるかというと、パチンコって商品を売っていないんですよ。お客様のかけがえのない時間やお金を頂いて、その空間にあるパチンコ台やスロット台で遊んでもらう。その場の空間を楽しんでもらうためにも、お客様を観察をしたり、相手の気持ちってどうなんだろうと考えて寄り添っていくことが大切だと思っています。

——相手の気持ちに寄り添うことはサービス業として重要ですよね。

堀田様:
二つ目のイメージの力もそうなんですが、お客様の財布の中身って僕らはわからないですけど、お客様のお金や時間に対する価値観って僕らとは違うことが前提です。自分のお金の価値観と相手の価値観が必ずしも同じではないという前提でいなければいけません。相手がどういう風に感情を抱いているのかを表情から察する必要があります。

——三つ目の変化対応力についてもお聞かせください。

堀田様:
商圏内で競争があるので、競合店に勝たないといけないんですよ。そうするとお客様のニーズの変化や競合店の動きを合わせると、利益を出すのか赤字を出してでもお客様の期待値をさらに超えていくのかということは、変化対応力や機転を利かしていくことが求められます。それは店長だけでなく従業員にとっても非常に大事です。わかりやすくいうとその商圏のなかで1番お客様の人気を集めたお店が1番店になる。どこをとっても1番の箇所を1番持っているところが1番店になるという感じですね。

貴社で活躍される方の特徴や共通点はございますか?

堀田様:
素直ですね。あとは諦めないですね。自分の夢もそうですし、成長シートもやりながら自分の時間も使って学んでいる子たちがやっぱり伸びてきますかね。勉強しています、伸びている人たちは。あとは上司とかに質問をたくさんしています。

——上司の方にすぐ質問しやすいような関係性なんですね

堀田様:
そうですね。1人に対して2人上司がついています。
人間関係なので、1人が嫌いでももう1人に聞けるじゃないですか(笑)
実際メンターとして1人は初めて教えるという人からすれば、なかなか不手際なところもありますし、逆に何度も教えてきた人にとっては、教えること自体もいい成長機会になるので2人つけています。

仕事をするうえで大切にしていることはございますか

堀田様:
まず仕事は、目的があって、誰のためにその価値をつくるかが非常に重要です。誰がその価値を欲しているかということをすごく考えるようにしています。価値づくりをしない限り売上にもつながらないので、その価値をどうつくるかということと、1人ではなくそれぞれの役割を持った人たちと仕事をするので、自分と関わる人が本当に仕事をしやすいようにどうやったら改善できるのかということはすごく考えますね。

ーー貴社の社長はどういう方でしょうか

堀田様:
ひと言でいうと、イノベーターですね。道のないところに道を造っていくような人です。本人はあまり思ってないですが、他者から見てると諦め悪いなとか、いろんなところに道つくろうとするなとか、登り方ってこうじゃなければいけないってことはなく、自分で開墾してつくっちゃってるなあとよく感じます。けど普通の人はそれができないので。三井じゃなかったら僕はこの会社に入っていないですね。

就職活動をしている方へメッセージをお願いします

堀田様:
自分で決める、決断することが人生ではとても重要だと思うので、就職活動においても、自分の価値観を大事にして、いろんな情報を仕入れて、最終的には自分自身でどの会社に入りたいかを決断してったほうが良いなと思っています。

インタビュアーのコメント

今回は、株式会社エム・アイ・ディジャパンの堀田様にお話を伺いました。
どうすればお客様から選ばれるかということを突き詰めて考えているところに、
厳しい競争が繰り広げられるパチンコ業界で30年以上も事業を展開し続ける秘訣のようなものを感じました。

また、6年前から実施している成長シートを用いた年齢や社歴に関係のない独自の評価制度が、
今後のどのような発展につながっていくのかが非常に楽しみです。
堀田様、本日は貴重なお話をありがとうございました。

(インタビュアー:織田)

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会社概要

社名: 株式会社エム・アイ・ディジャパン
設立:1989年7月
所在地: 新潟県上越市上島469-1
ホームページ:https://www.mid-japan.co.jp/