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INTERVIEW

SaaSを通じて誰もが簡単にWebマーケティングが行える世界を実現する@株式会社ベーシック

株式会社ベーシックは現在注目のSaaS事業を通し、社会のさまざまな問題解決に取り組む企業様になります。今回は、そんな株式会社ベーシックの勢いの秘密や社風について、採用担当である伊藤様と大谷様にお話しを伺ってまいりました。お二人が語る仕事や会社への熱い想いを存分にお届けいたします。

経営理念についてお聞かせください

大谷様:
「マーケティングとテクノロジーで問題解決する」となっています。マーケティングとテクノロジーによってすべての人、組織を時間とコストから解放し、より創造的で、人らしい仕事に情熱を注げるように挑戦をしていくことをテーマにしています。

——その理念の背景にはどういったものがありますか。

大谷様:
特に350兆円もの市場規模を誇るBtoB市場においては、Webマーケティングを行うための「知識」「環境」「人」の不足によってデジタル化が進んでおらず、良いサービスがあるのに知ってもらえないという課題を抱えている企業様と、良い情報を知りたいのに適切な情報を知らないというユーザー様がかなり多く存在している状況です。

そのBtoB市場の可能性を解放するために、誰もが簡単にWebマーケティングが行える世界、「Webマーケティングの大衆化」の実現を最終的には目指しており、誰もが簡単にWebマーケティングを行えるSaaSプロダクトとメソッドを提供しています。

事業内容についてお聞かせください。

大谷様:
オールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One」、フォーム作成管理ツール「formrun」、国内最大級のWebマーケティングメディア「ferret」を運営しています。これらすべてが理念に沿ったプロダクトとメディアになっており、事業展開しています。

——3つの事業領域のなかでとくに伸ばしていきたい事業はございますか。

伊藤様:
まず簡単にそれぞれについて説明させていただきます。
ferret OneというのがWebマーケティングに広く対応できるようなプロダクトで、SLG(Sales-Led Growth)と言われる、セールスがプロダクトの価値を伝えて購入を促すSaaSになっています。

formrunというのが「フォーム」にまつわるひとつひとつのマーケティング課題を解決していくプロダクトで、PLG(Product-Led Growth)型と言われる、セールスを介さずとも顧客がプロダクトを利用することで価値を感じてもらいプランアップを促すSaaSになっています。

それぞれSaaSの種類としては違いますが、「Webマーケティングの大衆化」を実現するために、誰もが使いやすくシンプルでわかりやすいSaaSプロダクトを提供することを常に念頭に置いています。とくに伸ばしていきたい事業というよりかは、メディア事業も含めたシナジーを生み出しつつ、事業会社としての着実な成長を地に足付けて目指しています。

——いきなりにはなりますが、大谷様から見て秋山社長はどういう方ですか。

大谷様:
Why型の人間で、いつも「その行動によって問題解決できるのか」を考えています。そのため、ゴール(目的)を見据えた不足点の理解と、ゴール達成のためにあらゆる必要な行動を取ることを社員にも促しており、それがベーシックに求める行動規範にも表れているのだと思います。

——秋山様の想いに共感して入社される方も多いですか。

大谷様:
多いです。秋山の芯の強さに惹かれて入る学生もいますし、秋山の最終面接での質問で深く考えさせられ、「ここまで自分1人の学生に真剣に向き合ってくれる企業はないと思ったので入社しました」といった様な声をよく耳にします。

私も入社した時から今でも感じるのが、秋山と社員との距離がとても近く、身近に話すことができる存在だということです。社員一人ひとりのことを深く知ろうとしてくれているのがよく分かります。

福利厚生についてお聞かせください。

大谷様:
コミュニケーション系で特徴的なものは、「ベーシックBAR」と「コミュニケーション補助」です。

「ベーシックBAR」は、会社のオープンスペースに設けているバーのことで、就業時間以降アルコールを含めてフリードリンクとなっており、社員のコミュニケーション活性化を目的とした憩いの場を提供しています。「コミュニケーション補助」は、オンラインランチやディナーを社員同士で行った場合に補助が適用されるものです。
ベーシックではテレワークをしている社員が多いですが、これらがあることで出社した際に気軽に社員とお酒を飲みながら交流しやすく、オンラインでも孤独を感じることなく、業務だけでは実現しないアイデアを生むことができていると感じています。

またプライベートと仕事を両立しやすい福利厚生もあります。例えば、月1回家族のために取れる休暇制度や時間有給、リフレッシュ休暇という休暇制度があり、これらを合わせると年間休日140日くらいになります。そういった働きやすさの観点から、ホワイト企業認定もいただいています。

成長できる環境や取り組みはどんなものがございますか。

大谷様:
ベーシックでは「期待役割グレード制度」を取り入れています。どれぐらい仕事ができる社員だから報酬はこうしようといった考え方ではなく、事業部が推進していくべきミッションがまず決まっており、事業部ミッションのこの部分を担えるなら報酬はこのグレードだよねといった担当ミッションの難易度や組織影響度に応じて報酬が決まっていく制度です。

これからどういったことが期待されているのかがわかるミッションシートというものがあり、ミッションごとに5段階で達成基準を設定しているので、日々の仕事の意味を実感しやすく、自分の能力値がどれくらいで何があれば次に上がれるのかがとても明確になります。私自身もこの評価制度に惹かれて中途で入社しました。

なお、ミッションの設定にはとてもこだわっています。秋山をはじめ役員陣が考える中期経営計画の元、直近半年の事業戦略などが落とし込まれた「ミッションツリー」というものが事業部ごとにあり、そこから取るべきアクションを個人ミッションレベルまで落とし込んでいます。

たとえば人事であれば採用機能や広報機能の強化、エンプロイーサクセスの向上、労務・総務基盤力の強化など、大項目での事業推進テーマがあり、そのために必要な戦略・戦術をチームごとに挙げ、メンバーの強みや弱みを意識した個人ミッションと事業部ミッションをつなげていくというイメージです。これが事業部全員に落とし込まれ、フィードバックする文化があります。私は週1で必ず上司との振り返りと今後のアクション設定をしていますが、期待役割が明確なこともあり、しっかりと成長を加速させる環境が整っていると思っています。

——非常に明確に細分化されていて、それが全員に落とし込まれているのがすごいなあと感じます。

伊藤様:
また、ベーシックでは仕事で成果を出すために大事にしているコンピテンシー(行動規範)を3つ定めています。ひとつが「GOAL ORIENTED」、もうひとつが「TRY & LEARN」、最後に「TEAM SPIRIT」です。すべての従業員が、ゴールに到達するためにはどう行動すれば良いか、という逆算思考性に基づいて意思決定を行い、ミッション達成のために、「まず仮説を検証した結果こうだったから、次はどういうアクションを打とう」という仮説検証を繰り返し、チームで共闘することを大切にしています。

ミッションの達成や行動規範はインターン生にも求めており、インターン生も口を揃えて「この年齢でこんなに考える仕事や難易度の高い仕事を任せてもらえるとは思わなかった」と言ってもらえます。たとえばPLG事業部に配属になったインターン生には、お客様へのサポート業務だけではなく、お客様の声をどうプロダクトに活かしていくかという企画の部分に携わってもらっています。

——具体的にどういった成長が実現できますか。

伊藤様:
入社2年目でマネージャーとして登用されている社員や、新卒6年目の20代でセールス部長をしている社員もいます。入社年次、性別、年齢は一切関係なく成長度合いによってしっかりと評価され、報酬水準が決まっています。

仕事で成長を求める以上、誰と働くかは非常に大事だと思っています。その観点でいくと、圧倒的に経営メンバーとの距離が近く、ビジネスの第一線で活躍する方々と同じ目線の思考に成長させていくことができることが強みだと思っています。

ベーシックにはいわゆるパワーファイターのような気合だけでどうにかしようといった方はいません。壁にぶつかったときに、気合だけではなくどう乗り越えたかをしっかりと論理的に考えて進めていく方が多いです。
新卒のうちは仕事に慣れることが必要ですが、その後は戦術の部分を考える力を養い、さらにその上の戦略を考えていく人材に成長していくには、より段階的なレベルアップができる環境が整っていると思います。

入社してほしい人物の特徴についてお聞かせください。

大谷様:
先ほどご紹介したベーシックのコンピテンシー(行動規範)に沿っているかというところも採用ではみています。いかに目的意識があるか、やり続けられるかどうか、協調性があるか。

特に新卒の方だと与えられたことをやりたいという方よりも、背伸びしてできるようになりたい、まだまだ自分にできないことを突き詰めてやっていきたい、など、自分で決めた目標やミッションに対する粘り強さや素直さは求めていきたいです。

個人的には利他性もとても大事だと思っています。他の人のために自分の時間を割いてでも協力できるか、チーム全体を自分事として考えられるかどうかという利他的な思考は社風にマッチしているなあと思います。

会社の雰囲気をひと言で表すといかがですか。

大谷様:
利他性があるからこそ心理的安全性が高い雰囲気だと思います。いつ誰に相談しても聞いてくれる人が多いので、いつでも相談しやすい環境だと感じています。私も福利厚生でご紹介した「コミュニケーション補助」を使っていろんな社員とオンラインランチをしているのですが、どの社員もとても優しくて興味を持ってくれて、業務に対してわからないことがあれば、相談に乗ってくれます。

伊藤様:
素直な方が多い会社だと思います。素直だからこそ自分の成長や企業の成長につながっていくと思うので。逆に言えば、素直に相手の良いところや、自分のなおすべきところを自認できて、それを成長につなげられる人と一緒に働きたいなと思います。

就職活動をされている方に向けてメッセージをお願いします。

大谷様:
実力で評価されたいとか、よりクリエイティブな仕事をしたいとか、若いうちから裁量権を持って働きたいという方にとっては合う会社だと思っています。最後は自分自身が周りに流されず、いかに覚悟を持って決められるかが大事かと思うので、納得のいく決断ができるように最後まで悔いのないようにやっていただきたいなと思います。

伊藤様:
新卒の方からすると、最初の就職先がとても重要で、今後その業界や会社が伸びていくかは非常に大事なポイントだと思います。そういった伸びていく業界のなかで、駆け足で登っていくことが今後のキャリアを考える上で市場価値を高めていく近道になると思います。現に成長が著しいSaaS業界の中で、事業成長性の高い会社で働ける事はとても良い経験になると思います。

また、皆さんが会社に対して質問したときに、社員ごとに回答が異なる会社ではなく、異口同音にうちの会社はこういう会社だよねと同じ内容の回答が得られる会社はお勧め出来ますし、当社は社員一人一人の回答に均質性がある会社だとも思います。いろんな現場の方や、実際に働く方とも接点を持ったうえで決めるのが、将来的なキャリアを考えた際の良い選択になると思います。

インタビュアーのコメント

今回は、株式会社ベーシックの伊藤様と大谷様にお話を伺いました。
マーケティングとテクノロジーで問題解決するという理念のもと、SaaSプロダクトを通じて「Webマーケティングの大衆化を実現する」という強い意思が印象的でした。
取り組んでいるサービスはもちろんですが、社員の社長への信頼度の高さや、社員ひとりひとりの成長を促す独自の評価制度など、
今後の展開が非常に楽しみな企業様です。
改めて、伊藤様・大谷様、本日は貴重なお話をありがとうございました!

(インタビュアー:織田)

応募はこちらから!

▼公式採用サイト
https://recruit.basicinc.jp/

会社概要

社名: 株式会社ベーシック
創業: 2004年3月
所在地:東京都千代田区一番町17-6 一番町MSビル2F
ホームページ:https://basicinc.jp/

担当者プロフィール

▼伊藤 総和
(コーポレート部門 人事広報部 人事グループ マネージャー)

大学卒業後、金融機関に入社。その後、人材エージェントにて数千名のキャリア支援を経験。セールスマネジメント・営業企画・コーポレートマネージャーを歴任した後、2021年採用マネージャーとしてベーシックに参画。
入社1年で過去最大人数の採用と過去最高水準の退職率推移を実現し、現在は人事グループのマネージャーとして、採用・労務・総務・オンボーディング機能を管掌。

・Twitter  :https://twitter.com/fussa_bfys
・note   :https://note.com/fussa_bfys/

▼大谷 桃子
(コーポレート本部 人事広報部 人事グループ)

新卒で入社した1500名ほどの人材会社で2年半キャリアコンサルタントを務め、2年連続会社全体のトップセールスとしてMVP受賞。また歴代最多決定数を更新し、全社ギネス記録に。その後、人事部新卒採用チームへと異動。その後ベーシックに入社し、人事広報部の採用担当として新卒採用、中途採用(ビジネス領域、エンジニア領域)ともに従事。
・Twitter  :https://twitter.com/basic__momo
・note   :https://note.com/witty_echium785