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INTERVIEW

笑顔の絶えない職場です@株式会社オオツカ

今回は、株式会社オオツカ様の人事担当の大塚様にお話をお伺いしました。1952年に富山県富山市で創業し、鉄を溶かし形を作る、鋳造部品の製造販売をしている企業様です。日々の暮らしを豊かにする、目には見えないけど重要な役割を担う『機械の心臓部品』を手掛けて日本を支えています。そんな株式会社オオツカの大塚様が語る想いを、余すことなくお届けいたします。

貴社の事業内容について教えてください

大塚様:
銑鉄鋳物製造業といって、鉄を溶かして形にするというのが主な事業です。溶かした鉄を型に流し込んで、複雑な形状の鉄のロボット部品や油圧機器など、産業系の部品を作っています。本来鋳鉄というものは脆い性質がありますが、それを硬くしたり、伸びに対して強くしたり、色々な鉄の成分を加え、抗菌にしたり、強い鋳物を作ります。
ときどき車に関するニュースなどで、溶接するロボットなどをご覧になったことはありますか? あのロボットの外側のフレーム部分の大体は鋳物で作られています。また、工作機械などでいうと、ベースとなる土台の部分も鋳物です。

貴社の特色について教えてください

大塚様:
社内では2、3年に一度、社員旅行で海外に行くこともあります。これまでは中国や韓国、マレーシアや台湾、グアムなどへ行きました。一番最近の国内旅行では種子島へ行きました。しかし、社員には国内旅行の方が嬉しいと言われることが多いため、今後は国内旅行で、家族でサクッと行けるような距離ではないところへ行きたいと思っています。

──社員旅行の際に思い出に残る出来事などはありましたか?

大塚様:
やはり直近ですと、種子島で宇宙センターを見学させてもらったり、屋久島で屋久杉を見たりしたことですね。

新卒の方を教育する際、どのような取り組みをお考えですか?

大塚様:
やはり現場を経験してもらいたいです。それに加えて、クレーンやフォークリフトなどの資格を1〜2年ほどで取得していただきたいと考えています。現場では、OJTという形で現場の先輩に指導してもらいながら覚えていただけます。一人でやりなさいということは基本的にありません。

──先輩からきちんと教えていただける環境があるというのは心強いですね。

大塚様:
弊社のものづくりというのは、単品でショーロットという、月に1個や2個などという製品が多いです。そのため、毎日流れてくるもが違うことがほとんどです。そのため、毎回教えてくれる人は必ずついています。また、クレーンなどの操作は、実際にやりながら、そして先輩が教えながら進めていく形です。そのため、実際に資格を取る際には苦もなく取得が可能かと思います。

新卒の方にどのように成長してほしいとお考えですか?

大塚様:
やっぱりなんでもトライしてほしいという思いが一番あります。入社してから、あれしたくないな、これしたくないな、という風には育ってほしくないなと思っています。どんどん新しいものに対して「これやってみたい」と思ってもらえると、こちらとしても嬉しいです。

実際、弊社で活躍している方も、「そっちの方が手薄だから手伝った方がいいですか?」とか「作業の方を覚えた方がいいですか?」というスタンスの方が多く、そういう方は伸びがいいです。

上司に対しても話しづらいということもないよう、分け隔てなくなんでも話せるように心がけています。何か気になることがあれば気軽に言って欲しいなと、社長自身も考えています。

──アットホームな雰囲気のように感じますね。

大塚様:
そうですね。職場的に、1600度以上の熱い鉄が溶けているようなところの近くで作業をするものですから、夏場はマメに水分補給など休憩の機会があります、そういったときには社長と雑談をしたりするような雰囲気ですので、過ごしやすいのではないかと思いますね。人数も役員も含めて28名しかいないということもあり、社長も現場に出たり入ったりしているため、距離感もみんな近いです。

──非常にお仕事のしやすい環境ですね。また、「笑顔の絶えない職場」であるということですが、実際はどのような感じなのでしょうか?

大塚様:
先ほども話したように、休憩中の雑談のシーンがまさにそうですね。たまに会話が盛り上がりすぎて事務所まで聞こえてしまうこともあり、それはちょっとマズイなと思ったりもしますが(笑)。話すことも、仕事のことより他愛もないプライベートの話が多いですね。

どのような方に入社してほしいとお考えですか?

大塚様:
会話が成り立つ人ですね。そこだけじゃないかな。10伝えて3〜4でも伝わればいいんじゃないかな(笑)。そこから先は個人の能力の差などもありますしね。やっぱり、話をしても全く伝わらないような方もいるじゃないですか。そうでなければいいんじゃないかなと思っています。わからないことがあるときはすぐに聞いて欲しいとも思っています。自分も現場で働いていたときは、わからないときはわからないとすぐ聞いていましたし、今もわからないことがある社員が、事務所に聞きにくることもよくあります。

──面接の際にどういったことを見ていますか?

大塚様:
そうですね……雰囲気、あとは直感じゃないですかね。あとは、暗い人はあまり向いてないかもしれませんね。何か聞きたいことがあるにしても、暗い人ってなかなか聞きにこれないですよね。ずっと黙って待っているような。明るい人の方が、会話混じりに質問できるような人もいますので、やはりそういう方の方が何かと吸収も早いんじゃないかなと思います。

──内気な方というよりは、外交的な方がいいですか?

大塚様:
その方がいいとは思うのですが、でもなかなか難しいですよね。たとえば、ときどき外部で講習会という形で勉強会が行われるのですが、そういうものに参加したいと思ってくれるような方がいいですね。そういった意欲のある方に来ていただきたいと思っています。

大塚様が仕事をする上で大切にしていること・信条について教えてください。

大塚様:
一番はコミュニケーションですね。社員の方にも、何か困ったときには話をしたり、相談したりしてほしいです。あとはこちらがお願いしたことをきちんとやっていただけるとありがたいなと思いますね。自分自身も、いろいろな会社を見てきて、文句しか言ってないような会社もあるんですね。そういう話を聞いていると、大変そうな会社だなぁと思うこともあります。その一方、明るい会社を見ていると、みなさん楽しそうにやってらっしゃるなと感じます。やっぱり、苦痛で大変なだけでは、仕事としても面白くないですよね。楽しく仕事ができれば最高なのですが、そんな会社はなかなかないですし。工場のような量産体型ですと、お給料はいいんでしょうけど、同じ作業を繰り返すようなことが多いですし、自分だったら正直耐えられないなと思ったりしますね。

──人生において働く時間は多いですし、楽しい方がいいですよね。

学生求職者の方に応援メッセージをお願いします。

大塚様:
あまり大きな会社に行かない方がいいんじゃないかなと思っています。大きな会社は、配属先が決まるとそこから異動することはなかなか難しいです。100人前後の中堅くらいの会社では、いろんな仕事が発生して周りから回ってくることで、自分もどんどん成長できます。大きな会社だと、他の部署の仕事だからやらなくていい、ってなりますよね。やっぱり、色々なことに興味を示すということは、転職も当たり前になったこのご時世でも糧になるはずです。やってみてダメだったら違うところにどんどん行く、というのも一つの手だと思います。あまり根詰めすぎずに自分にあってるところを探してほしいですね。

インタビュアーのコメント。

今回は、株式会社オオツカの大塚様にお話を伺いました。
私が一番印象的だったことは「笑顔の絶えない職場」であることです。
働く上で、職場の雰囲気や人は非常に大事ではないでしょうか。
株式会社オオツカ様ですと、コミュニケーションも活発で社員様同士の仲が良く、アットホームな雰囲気が沢山伝わってきました。
一緒に働きたいと感じた学生様、ぜひ一度説明会に足を運んでみるのはいかがでしょうか?
大塚様、今回はお忙しい中貴重なお話を誠にありがとうございました!

(インタビュアー:織田)

織田 緑
株式会社PDCAの学校
営業部・インタビュアー

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会社概要

社名:株式会社オオツカ
設立: 1988年05月
所在地: 富山県富山市一本木55-1
ホームページ:http://www.otsuka-cast.co.jp/

担当者プロフィール

▼代表取締役:大塚智成
▼人事担当  :大塚寛史
2002年関東地方の理系大学院卒業後、自動車部品の工場で生産技術職を経験、
製図・生産ラインの構築・工程管理の業務を行っていた。
2009年に現在の(株)オオツカに入社。工場内の業務を行いながら事務的な仕事を行い、
現在は主に総務経理の業務を行っている。